ナイトメアアナボリズム
ないとめああなぼりずむ
『ナイトメアアナボリズム』とは、AdobeFlashを用いたハタラキ有自主制作WEBアニメである。
もし、現代の(やや落ちこぼれた)ワルガキ達に
「悪夢」と呼ばれる特殊能力が身に付き、世界(と言うより自分)を
守るために学校を潰して回らないといけなくなったら…
と言う前代未聞のテーマで送るハタラキ有自作の長編webアニメです。
あらすじ
いかせのごれ
時は1994年、始まりは平凡な家庭の一角にて。
姉のマイコと弟のケイイチ、そしてその母の三人は
父親が居ないながらも力を合わせ平和な毎日を過ごしていた。
―ただ一つ、家には"開かずの扉"があった。
「マイコ、ケイイチ…もし、私が居なくなった時は―この扉を開きなさい」
この言葉が平凡な日常の終わりが近い事を二人には、知る由もなかった。
時は流れ、ある日それは突然起こった。
母の失踪―。
母を捜す二人はあの言葉を思い出す。
『―私が居なくなった時は―――』
二人は"開かずの扉"の前に立ち、手を添える。
聴き慣れたはずの扉が軋む音は二人の日常に終わりを告げた。
視界が拡がり光が奔る。
気づけば空と海を臨み、砂浜を踏みしめていた。
全てを洗い流す様な波の音に遅れ、わずかに都会の喧騒が耳に囁く。
そこは地図に無い場所―"いかせのごれ"
それが秘境の―――この世界の名であった。