ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:ZEU
編集内容:作成しました

『都市シリーズ』とは、川上稔氏が著する、短編SF小説シリーズである。イラストはさとやす氏。

 氏のシリーズでは、本の背表紙に世界の推移が示されており、このシリーズはいくつかの世界の終わり、CITYという都市世界が描かれている。

 割とあとが無い背水の陣的な世界らしく、幾度も世界が滅亡の危機に瀕しているが、割となんとかなっている。

 ちなみに、この時代推移あたりはれっきとしたネタバレであるが・・・シリーズ自体がもうだいぶ前の作品なので、そろそろここに書いても大丈夫であろう。

特徴

 各都市を舞台に作品が出ているが、この都市ごとにかなり特色のある舞台背景となっており、時折それが文体にまで影響する。(閉鎖都市 巴里など)

 この都市ごとの特色は、この後に発刊された終わりのクロニクル境界線上のホライゾンでも、違った形で登場している。しかし、ここまで劇的な変化をしていることは最近の作品ではないため、幾分か著者のトライアル的な意味合いもある、と勝手に推測する。

 また、後半特に、変態な主人公がヒロインをいじるパターンが増えており、これが終わりのクロニクル名物の、迷カップルオンパレードのアーキタイプともいえる。あと都市シリーズ一冊につきほぼ必ずヒロイン(または他のキャラ)が脱ぐ(ここ重要)。

 公共交通機関などで挿絵をうっかり開くと・・・と、これは氏のシリーズに共通することもある。

 氏のシリーズは、経年により登場人物の数・アッパー度・変態度が全て増加傾向にあるため、この都市シリーズは色んな意味で入門にふさわしいとも言える。・・・イラストノベルを除くと13巻ある入門書ではあるが、その後の氏のシリーズの厚さを見ればこの言葉に頷けるはずである。

 また、イラスト担当:さとやす氏の絵柄が劇的に変化する時期の作品であるため、その推移を堪能することもできる。

関連イラスト

都市シリーズ に関するイラストを紹介してください。

ゲーム

が出ている。

『奏(騒)楽都市OSAKA』 1999年 開発元: TENKY

プレステ1である。

関連記事

編集者:ZEU
編集内容:作成しました