アンヘル星人トーリ
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あんへるせいじんとーり
アンヘル星人トーリとは、『ウルトラマンメビウス』に登場する宇宙人である。
第23話「時の海鳴り」に登場。
クロノームに故郷のアンヘル星を滅ぼされ、地球に移住してきた白い鳥のような宇宙人。
地球では「桐李」と名乗り、相次ぐ失踪事件をクロノームの仕業だと断定。刑事を名乗ってGUYSのマリナ隊員に接触。共に操作をするがマリナの欠落した記憶を利用したクロノームによって1999年の夏に引きずり込まれてしまう。
追ってきたヒビノ・ミライをウルトラマンメビウスと見抜き、共にマリナを探してクロノームと戦うが、クロノームが発射した光弾からマリナを庇い死んでしまった。
アンヘル人類の最後の一人であるトーリが次代に命を繋げることなく死亡したため、アンヘル星は完全に滅んだ。
かつて祖父を失い落ち込んでいたマリナを励ました謎の男の正体は彼であり、死の直前に過去のマリナに今見たことをすべて忘れるよう暗示したため、マリナは彼のことをすべて忘れてしまった。だが心の奥底では覚えていたらしく、なんとなく懐かしさを感じ、彼の遺品であるハンカチを大事にするようになった。
事件後、郷里から送られてきたハンカチを見て、マリナは完全にトーリのことを思い出した。
アンヘル星およびアンヘル星人の「アンヘル」とはスペイン語圏の男性名・姓で、天使の意。
女性名は「アンヘラ」となる。
着ぐるみは『ウルトラマンコスモス』のグラルファンの改造。
演じた大浦龍宇一は後に『ウルトラマンギンガS』でUPGの陣野義昭隊長役を演じている。
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