ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

別名:イワサキセタカヘビ。

主に八重山諸島西表島石垣島に棲息する、爬虫綱有鱗目ヘビ亜目ナミヘビ科分類される小型(全長0.5~0.7m)の蛇の一種で、日本固有種である。胴が縦に平たいことから「背高蛇」の名が付けられた。体色は褐色ないしは淡褐色で、頭部から尾にかけては波状の暗褐色の縦縞が見られる。但しこの縞は尾部に近づくほど不明瞭になる。


カタツムリだけを食べて暮らしているスペシャリストで、カタツムリが出す粘液の跡を辿り、ひっそりと忍び寄る。そして後ろから噛み付くと下顎を中に潜り込ませ、身の部分を器用に引き出して食べる。右側の顎の歯は24本。左側は16本。何と左右で歯の数が異なる。日本に生息するカタツムリの殆どが右巻きである。その際、の中にを奥まで入れるには左側の方が便利。顎をスムーズに差し込むためには歯が少ない方が有利である。左右で歯の数が異なるのは、右巻きのカタツムリを食べるための驚くべき適応である。


関連タグ

爬虫類 ヘビ

関連記事

親記事

ナミヘビ科 なみへびか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 497

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました