CV:平川大輔
ジェイコブ・フライとは、『アサシンクリードシンジケート』のキャラクター。
プレイヤーが操作できる主人公の一人。
19世紀イギリスのアサシン教団の一員として、双子の姉エヴィー・フライと共に訓練を受けてきた。
極めて破天荒かつ行動派で、姉とは正反対の性格から度々衝突するが、固い絆で結ばれている。
すでに壊滅したアサシン教団ロンドン支部に代わり、抑圧される労働者階級を糾合してギャング団『ルークス』を結成し、騎士団傘下のギャング団に対抗する。
若手ながらアサシンとしての実力は確かで、テンプル騎士団が100年以上支配しているロンドンで騎士団の幹部を次々と暗殺していく。しかしロンドンのテンプル騎士団は都市のインフラや経済へ深く関わっていたため、ジェイコブの行動はロンドン市民の生活に多大な悪影響を与えてしまい、エヴィーがその後始末に奔走することになる。
また実技以外の教団の歴史や理念についてはかなり不勉強で、ヨーロッパのアサシンでありながらエツィオが誰か知らなかった。
DLC『切り裂きジャック』では精神的にも大きく成長した20年後の姿が描かれており、大勢の弟子を指導する熟練アサシンになっているが、ここへ来て自分の過ちと向き合うことになる。
孫娘のリディア・フライはエヴィーの弟子となって両方の長所を受け継ぎ、第一次大戦期に活躍した。また近未来のロンドンを舞台としたゲームウォッチドッグスレギオンに子孫が登場する可能性が示唆されている。