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ゾンゼ=ゲ

うにすけ

ゾンゼ=ゲとはマンガ『破壊神マグちゃん』に登場する上位存在の一角である。
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概要

ゾンゼ=ゲとは週刊少年ジャンプに掲載されるマンガ『破壊神マグちゃん』に登場する上位存在であり、別名・暗澹のゾンゼ=ゲの他、尾瀬唯歌からは『ウニ助』と呼ばれる。

その姿は『1つ目のウニ


性質

ネガティヴの極致の一言に尽きる。

自虐的かつ臆病陰キャラで、基本的に常に涙目な時が多く、ひたすら自分を卑下する言動に終始する。

また、悪い方向で他人の心の機微に過敏であり、常に「他者を不愉快にしないように」とする(過度な)配慮を忘れないが、逆に自分への気遣いを察するや否や、自己嫌悪に陥り堪らず逃げ出してしまうと、極めて歪なものと化している。


但し、性根は穏やかかつ温情に満ちており、信頼に足る存在には小動物のように従順な一面を見せる。


権能

暗澹の荊棘(あんたんのおどろ)

ゾンゼ=ゲの体から伸びる漆黒のトゲで、触れた者の精神を即座にネガティヴの沼に沈める。

生物に対し物理的なダメージこそ与えないものの、ネガティヴに陥った者は何れも意気消沈するままに地べたに座し、愚痴や不安(不満)を延々と漏らし続ける状態に陥り、ゾンゼ=ゲが権能をリセットしない限りほぼ動けなくなってしまう。

ゾンゼ=ゲ自身は自らの能力を「他者を不快にする力」として忌み嫌っている上、実際にそれで被害者が出ると「他者を不快にする自分は存在しない方が良い」等の自己嫌悪に陥り、更にトゲが伸びて被害者が増える悪循環にハマる(ウーネラス曰く「負の感情の無限連鎖」「陰鬱のブラックホール」「万有陰力」)。


また、“対象の胸中に隠し持つ本心を発露する”権能の性質上、劇中では唯歌のように裏表が一切存在しない人物には全く効果がない、ユピススのように機械の如く常に自らを律している存在には、逆に秘めたる欲望を爆発・暴走を誘発してしまう等、幾つかの弱点がある。


色々と不便な権能であるか、実は『明確な感情を有している存在ならばほぼ全て対象』と評せる圧倒的な有効範囲を誇り、条件さえ合えば『神』と称される上位存在であっても効果を発揮すると、意思持つ存在を不能・無力化する1点に限れば最も恐ろしい権能である。


尚、このトゲを瞬間的に伸長・収縮させて、周囲の物体に刺して移動する芸当が可能で、その際は意外にも高い機動性を見せる。


経歴

人間よりも遥かに上位存在であるものの、カテゴリーでは無位の存在とされ、『破滅』や『狂乱』『摂理』等の神格と比較すると格が低い存在。

300年前に封印されていたが、『運命』の策略によって封印から解かれ、何故か宮薙流々の学校に顕現する。

その直後は一悶着を起こすものの、唯歌の活躍により被害の沈静化に成功して以降、唯歌が保護者としてプライベートでは尾瀬家、学校内ではオカルト研究会の部室で滞在するに至る。


関連タグ

破壊神マグちゃん

ウニ


ホロホロの実:能力がほぼ同じ。

ロイガー族:思考が似ている上、関わられた人間がほぼ同じ状態に陥る点が似ている。

シアエガ:外見がどことなく似ている。

グラーキ:トゲだらけの外見に加え、「トゲを刺して能力が発揮する」等の点で似ている。

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