概要
白亜紀後期のアルゼンチンプロッティエル層に生息していたアズダルコ科。
ケツァルコアトルスと姉妹群を成す。
化石標本はホロタイプUNCUYO-LD307とパラタイプUNCUYO-LD350の2つが知られる。
UNCUYO-LD307の翼開長は約7メートル、UNCUYO-LD350の翼開長は約9メートルと推定されており、記載時点で南米最大の既知の翼竜である。
UNCUYO-LD307からは大型アズダルコ科でこれまで知られていない背心骨、背仙椎、尾椎などが報告され、今後のアズダルコ科の研究に大きな影響を与えると思われる。