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「そんなに警戒しなくても、今この場で事を構える気はないわ。」

「いい顔するじゃなぁい♪」


声:伊瀬茉莉也/桑島法子(先代及び模倣体)/諏訪彩花(PSO2TA)

概要

蟲系ダーカーを指揮するダークファルス

誰よりも美しくあること」を目的として行動しており、その為ならば手段を選ばない傲慢で残忍な性格。他者を意のままに操る「魅了」の能力を持ち、その力で人質を取って敵を追い詰めるなど、勝つためならば卑劣な手も厭わない。

ダークファルスの中でも依代の代替わりが多く、作中でも複数の異なる姿で現れる。作中で最初に現れた時の姿がメイン画像である。


初登場はダークファルス・エルダー戦が緊急クエストとして配信された時、マターボードを当時の限界枚数まで進行させているとクリア後にイベントフィールドが登場し、ダークファルスたちの面々を見ることができる。(その面々が一堂に会すると家族のように見えることからファルスファミリー、ファルス一家などと呼ばれることも。)


悪役でありながら容姿端麗で、そのスタイルのよさに魅了された男性アークスも多いのではないだろうか。

その後はストーリーでプレイヤー達とも顔を合わせることになる。

また彼女も【巨躯】【仮面】と同じく人の形をしているが、真の姿はやはり「ダークファルス」のようである。

願わくば味方化して共に戦いたい…なんて思っているアークスは少なからずいるのではないだろうか…。

なお、【若人】は解る範囲では依代に関わらず必ずツインダガー「アプレンティスグラッジ」を共通して装備している。


形態

ファルス・アプレジナ

ダークファルス【若人】の戦闘形態。
漫画「EPISODE0」に登場した。

オメガ・アプレジナ

PSO2 オメガ・アプレジナ

ゲーム中ではこれまで登場しなかった戦闘形態だが、異世界オメガにてその姿をようやく顕現。
名前の由来はアプレンティス+レジナ(女王という意味)。さながらドレスを纏った女王蜂のような半人半虫の姿をしたヒューナル形態。
オメガ・ヒューナルやオメガ・アンゲル同様、世壊種ダーカーとして扱われる。
該当ストーリークリアの後は、オメガのフリーフィールドの幻惑の森でも出現するようになる。
眷族のダーク・ラグネ同様、狭い所でも回復担当・追撃担当の蟲を伴って出現するので鬱陶しい事この上ない。

ダークファルス・アプレンティス

ダークファルス【若人】の完全体。
アニメ版で登場した。

DFアプレンティス・ジア

ダークファルス落書き詰め

2015年12月下旬に実装された「採掘基地防衛戦:終焉」にて、最終WAVEに登場するボス。公式の紹介動画では「最後のダークファルス」と呼称されている。プレイヤーが終了任務で最初に戦ったのが蟲系ダーカーであることを考えると感慨深いものがある(実際にはこの後2ほど誕生しているのだが……)。
10年前封印された【若人】の力が、アンガ・ファンダージを喰らった事をトリガーに、惑星リリーパ地中深くに巣食う(寄生する)形で復活したもの。下半身部分はサナギに包まれており、見えるのは上半身部分となっている。

オメガファルス・アプレンティス

オメガファルス・アプレンティス

ついに羽化して地上に現れた【若人】完全体…の世壊種。(ゲーム上の表記は「OF・アプレンティス」。やはり名前が長すぎて収まらなかったのだろう。)
外見はジアに腕と胸部・腹部を付けたような、ダークファルス・エルダー並かそれ以上に巨大な蜂。ルーサーフォームをもってしてもその大きさには初見でも震撼するほど。

ダークファルス【絵画】

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ダークファルス【巨乳】




























ネタバレ

依代その人(EP1~3)

【若人】が宿っている「容れ物(メイン画像)」は10年前行方不明になったアフィンの姉「ユクリータ」である。

アフィンにこんなに美人なお姉さんがいるなんて!


10年前は紫髪褐色肌のヒューマン女性に宿っていた。この依代となった人物の詳細は当初不明だったが、後にEPISODE5で明らかになる。

眷属を倒して大暴れする2代目クラリスクレイスに灸を据えようと挑むも片手間に返り討ちに遭い、力の大半を惑星リリーパのどこかに封印されてしまった。

その後は【敗者】と協力して(利用されて)アークスシップを襲撃し、2代目クラリスクレイスと再戦。魅了の力でアークスを人質に取り、2代目クラリスクレイスを追い詰めるも、主人公の介入によって形勢逆転され敗北。辛うじて一命をとりとめヨタヨタと戦場離脱していたところ、心配して駆け寄ってきた当時のアフィンの姉「ユクリータ」(幼女)に目をつけ、限界を迎えた肉体を捨てて彼女に憑依した。

以後は封印されてしまった元の力を探してリリーパを彷徨っている。


なおこの先代アプレンティス、リリーパで力の大半を奪われた時や2代目クラリスクレイスに返り討ちにあった際、肉体が老化を起こしたのか【若人】の名とは逆にシワだらけの老け顔になってしまった。(後者の際が特にひどい)

こんな醜態を2度も晒したことから付いた渾名が「ババレンティス」。

百歳婆ァの恐怖


どうしてこうなった……


その後のEP3第4章にて、今の【若人】―ユクリータは不完全な乗っ取りによって10年前の【若人】の力の一部を継承した「中途半端な存在」であった事が明かされた。

しかも、10年前の【若人】は10年前にユクリータの身体の乗っ取りを試みている最中に【双子】の不意打ちによって喰われ、消滅していることも明らかとなった。

つまり、今の【若人】はダークファルスの力が一部使えるだけの人間である。【巨躯】に「ファルス・ヒューナル」と「ダークファルス・エルダー」、【敗者】に「ファルス・アンゲル」と「ダークファルス・ルーサー」のように、当代の【若人】に戦闘形態と完全体の双方が存在しなかったのもそのため。

力の大半を奪われた10年前の【若人】から力の一部を受け継いだ、言わば「出涸らしのそのまた出涸らし」という状態のためか、能力が相当に劣化しており、【若人】としての力も眷族の蟲系ダーカーを使役するぐらいが限界となっている(そのためか幸いにも直接的に誰かを手に掛けていないらしい)。

ユクリータは身体を中途半端に乗っ取られた直後に【双子】に攫われ、その後の経緯は不明だが、

【双子】が彼女をダークファルスに仕立て上げ、裏で操っていたのだと推測される。

また、ユクリータの記憶や意識がそのまま残っているためか、弟であるアフィンに直接手を下すこともできなかった。


頑なにユクリータであることを否定していたが、ストーリー終盤で【双子】から彼女が偽者であると明かされた挙句「本物」の複製体に始末されそうになってしまい、プレイヤーらが【双子】を撤退させた後は半ば茫然自失の状態でどこかへ去っていった。


その後、アフィンを人質にプレイヤーに自分を撃たせ、消滅しなかった(自分がダークファルスなら、正のフォトンを帯びた攻撃で消滅するはずと考えた)ことから己が人間であると自覚する。(このときセリフからエフェクトが消え、吹き出しにもユクリータと表記されるようになった)


センシティブな作品

ちなみにこの際、プレイヤーの一撃によって衣服が破れ、若干あられもない姿を晒している。


その後の彼女に関しては、当該記事を参照。


EP3最終章では、【深遠なる闇】によって再現された10年前の【若人】が登場。三代目クラリスクレイスと交戦する。当初は優位に立っていたが、サラが救援に駆けつけたことで形勢逆転され敗北。最後まで「クラリスクレイス」に勝つことはできなかった。


その後(EP3外伝)

そしてマトイの件が一件落着した後の【EP3】外伝では、自称「原初の【若人】」であるアウロラが登場。


【深遠なる闇】の復活の影響からかユクリータの中から突如として目覚めたが、目撃者であるアフィンや当事者であるユクリータはおろか、アウロラ自身さえ復活した原因が分からないようだった。


アウロラ曰く、彼女が最初の【若人】になった原因は、「若さ」と「美貌」を保ち続けたいという欲望をダークファルスに付け込まれたからとのこと。


惑星リリーパを回り、採掘基地で【若人】の―10年前に2代目クラリスクレイスことマトイによって封印された力を採掘機械によって封印し続けていることを察知したアウロラは、それが何故なのか訝しがり、制止を振り切って奥へと進んで行ってしまう。


そしてたどり着いたはリリーパ地下坑道・壊世区域。【深遠なる闇】は惑星ナベリウスで復活したのに、無関係のリリーパになぜその影響が出ているのか?それを調べるために奥へ奥へと進んでいった先…


その奥にいた者は、壊世区域の主とも呼べるエネミー…歪極獣「アンガ・ファンダージ」。

人の負の感情の塊ともいえるそれは、自らを触媒、即ち「エサ」として吸収させることで【若人】を復活させようとしていた。

それをさせるまいとアンガ自体を撃破することに成功したプレイヤー達だが、直後に超小型眷属・プチダモスが大量に来襲しその亡骸を喰らい尽くした。


そして……


不完全体「ダークファルス・アプレンティス・ジア」が姿を現す……


無事に撃破すると地中探査艇の新型フォトン粒子砲「フォトンイレイサー」が発射され、ジアの身体は爆散、見事【若人】を再度封印することができる。(この部分はスキップ不可のムービー。)

…のだが、【深遠なる闇】が復活した今、何度でもその影響を受けて出現するとのこと。


ユクリータ曰く、「虫はどこにでもわく、っていうけど…本当、面倒なダークファルス。」


なお、ジアと多数のダモス、侵食A.I.S(A.I.Sエクソーダ)や壊世ダーカーを同時に相手にしなければならないため、最終ウェーブ序盤にジアにダメージを与えすぎると最悪ビームチャージとエクソーダのブラスターが被るという事態になりかねない。しかし、このリスクを承知で即殺する手法が存在する。

1.W5が終わり次第塔の耐久値を可能な分回復した上で支援役を除く全員がA.I.S.に搭乗する(結晶 6000pt)。テクター(サブレンジャーなら他11人すべてが乗れるため実行するならおすすめ)がAISにシフタ(シフタストライクあり)を付与する。

2.テクターがジア出現と同時に複合テクニック「フォメルギオン」で状態異常バーンをかけてダウンさせる(この時弱点であるコアが露出する)。

3.レンジャー絡みのキャラクターが「ウィークバレット」をコアに貼る。

4.テクターが補助テクニック「ザンバース」(ウインドマスタリーやタリス「ガルウインド」などで強化しておくこと)を撒き、A.I.S全てが範囲内でブラスターを発射する。

これが成功した場合、中央部に出現したエクソーダがブラスターを撃つ前にジアを沈めることが可能。しかし、当然ながら全員の同意と協調、そして相当な準備と練習が必要なため、絶対に野良でやってはいけない。野良で、あまつさえ事前通知なしにやろうものなら無用な混乱を招き火力が低下、中途半端にHPが削れて即死ビームのチャージに入られ、最悪上記のようにエクソーダのブラスターと被って敗北確定となる可能性が極めて高く、辛うじて回避したとしても立て直しは困難を極める。

しかし、「開幕バーン即殺」という知識だけ仕入れて無言開幕バーン、最悪の場合結晶ptが足りないのに宣言した上周りが止めても聞かない者も多いのが現状である。無言で実行した上指摘すると暴言や煽りで返す者までいる始末。

あまりにも断片的な知識だけで強行する人が多すぎたためか、有志が終焉攻略のための動画を製作したほどである。(コンテスト作品だったこともあり一時期ゲーム内でもオンエアされていた)


通常はダモスを駆逐した後で外周に現れるエクソーダ4体を処理(足を折ってダウンさせるだけでも可)した上でバーンを入れる、もしくは数機のAISが雑魚処理に回り、残りすべてがチャージ中の主砲を攻撃するのが一般的である。上記の通り無理な即殺はリスクの方が大きい。(防衛戦自体時間がかかるうえ、終焉はシップごとに2周しかできず(※)、シップをまたぎ3周以上の周回を狙う以外の目的で時間短縮を狙う意味はない。野良で無理矢理やって失敗するくらいなら複鯖固定を募集すべきである。)


(※)これについては、以前「マガツ腹パン即殺超高速周回」が流行しそれができる人とできない人の格差が酷くなったために、以後のレイド系緊急クエストに周回制限が設けられたもの。後に期間限定であったり回数制限のあるレイドクエストは、スタージェムで購入出来る「クエストトリガー」でシップ移動を経なくともほぼ制限なく好きなタイミングで受注・クリアが可能となる。


ちなみにEP5のオムニバスでEP3外伝に該当するクエストで戦闘になるのは「此所に在る意味」と防衛戦最終ウェーブのアプレンティス・ジアとの戦闘のみだが、難易度ノーマルだとエネミーLv80固定、ハーフドール・スケープドール無効の高難易度クエスト。しかもプレイヤー一人で挑まなければならない。AISの起動回数が制限されているので、タイミングを見計らう必要がある。

逆にイージーだとエネミーの最大がLv35というバカにされているような極端な難易度の構成である。


新たなる依代(PSO2TA)

センシティブな作品

そして、EP3とEP4の間を描いたアニメ版では黒幕兼ラスボスとして登場。プレイヤーによって再封印されたジアは、地球侵攻のため力を得ようと依代を求めていた。地球のゲーム「PSO2」を介して手勢のダーカーを送り込み、「ゲームが上手い人間」を狙って拉致していた。

依代になるためには「フォトンの才能」が不可欠だったため、当初は主人公イツキが狙われていた。終盤にてユクリータに続き、もう一人を依代にすることに成功。イツキたちを逃がすべく足止めを担ったゼノを容易く打ち倒した後、ダークファルス完全体となって本格的に復活を果たした。

依代を得た結果、大幅なパワーアップを果たしており「A.I.S12機を瞬殺」「粒子砲を相打ちになる形で破壊する」などゲームでは見られない演出が行われた。ちなみに依代は得たものの、「【若人】本体」がいないためかまったく喋らない。ただし、ゼノと対峙した際に嘲笑を浮かべるなど感情や意志はあるようである。

粒子砲で受けたダメージにより沈黙した間隙を突かれ、橘イツキによって依代を救出されてしまい形勢逆転。最後はイツキ、リナ、アイカの力を結集した極大のフォトンの刃「スターゲイザー」で肉体を破壊され敗北した。

しかし、まだ残滓は生き残っており、地球へ逃げようとしたのをアイカによって阻まれる。だがアイカでは【若人】の力を御することができず、マトイが代わりを引き受け【若人】の再封印に成功する。だがアイカが持っていた闇(ダーカー因子)までは抑え切れなかった。最終的にディーオ・ヒューナルがマトイの闇を引き受けたことで事なきを得たが、これにより【深遠なる闇】は強化されてしまい、緊急クエストにも反映されることとなった。


ジアとの決着は本編【043-E】「事件の顛末」にて語られており、アニメだけではジアがどうなったのか不明となっている。カスラが言うにはジア自身はリリーパの地下に再封印されたとのこと。マトイがやったものと思われるが「マトイが再封印しようとした」と言われているだけで、実際にマトイが封印したという明確な記述がないためいささか曖昧である。ただカスラが言うには再封印には成功しており、EP5においてもジアはリリーパに封印されていると語られている。


DFの中では特にしつこく出てくる相手なのかもしれない(ダーカーの目的に忠実)。最初にプレイヤーが戦ったのも蟲系ダーカーで、最後のダークファルスとして戦ったのもジアである。

……と思われたがEP5でまたダークファルスが登場したりした。


EPISODE0

作者は木箱キユ。プレイヤーやシオンが歴史に干渉する前の10年前を描いたスピンオフ作品。

メルフォンシーナ(姉)の前に現れた【若人】は「魅了」の能力によって動きを封じ、彼女を殺そうとする。しかし、そこへ現れた二代目クラリスクレイスの力によって撃退され、片腕を斬り落とされてしまった(力は封印されていないが、片腕がないためパワーダウンした)。そこへ声を掛けて来たルーサーの提案にあえて乗り、逆襲するべくアークシップを襲撃。

戦闘形態ファルス・アプレジナとなってマトイと相対するが、クラリッサを持たない彼女にも及ばず追い詰められる。と、思いきや魅了の能力によってアークスたちを洗脳し、手勢としてけしかける。守るはずだった存在に襲われたことでマトイの精神は混迷を極め、更に【若人】はメルフォンシーナまで魅了の支配下に置く。メルフォンシーナの手でマトイを殺させようとするが、マトイに対する強い想いによって魅了の呪縛を破られてしまう。メルフォンシーナの一撃によって隙ができたところを、マトイのクラリッサによって力をすべて吸われ、「チクショオオオッ!!」と男前な絶叫を挙げながらミイラ化。そのまま死亡した。直後、現れたダークファルス【双子】によって死体を喰らわれ、複製体として使役されることとなった。


PSO2es

【若人】は名前だけで登場はしないが、アークスの研究機関によって「魅了」の能力がトランスエネミーに再現されている。


【注意:】この先、EP5最新章のネタバレを含みます!



































EP5-4-2・砂漠に喚ばれし【若人】たちネタバレ

異世界オメガの調査が続く中、オラクル世界および地球において、かつての【若人】の依代が相次いで失踪するという事件が起こった。

これは「神国エピック」の傲慢なる神王・マルガレータが英雄譚を求めて最近現れた神官に召喚術を行使させたせいだった。

このせいで、行方不明になった元依代は「【若人】四天」を名乗り国を乗っ取ってしまう状態に。

この際「四天」となった4人は後述の通り、ヒドイ二つ名が添えられてしまっている。


誤解アイカ」、「孤独リナ」の繰り出す眷属(前者はダーク・エンペ・ラッピー、後者はSOROを巨大化した姿の「SOROKING・D」)を撃破し、元の世界に送還する(ちなみに二人はオメガでの出来事を覚えていないそうな)。加えて、「強情のユクリータ」&「小心のアウロラ」となった二人を、戦闘中に正気を取り戻させる事に成功。帰還の手段のないユクリータとアウロラを帰還させるためにエピック神国の宮殿へ赴く。


宮殿には今回の事件の仕掛人・エルミルが最後の一押しをするべく待ち受けていた…が、神殿では神力を発揮できるマルガレータが奇跡を用いてエルミルを瞬殺・処刑。


「ふう……悪くない気分ねぇ。

イイ身体まで、成長出来たし

今回の依代は質がいいみたい。」


しかしこれこそエルミルの狙い通りであり、エフィメラの因子をその場にいたマルガレータに集中させ【若人】(【双子】に喰われた「10年前の【若人】」)を復活させてしまう。【若人】の力に加えマルガレータの奇跡の力までプラスされ、大幅なパワーアップを果たしていた。

実は「10年前の【若人】」とは、オラクルのマルガレータ」がダークファルス【若人】の依代となり、好き勝手に暴れたなれの果てだった。そして、マルガレータとは10年前の【若人】の依代の幼き日の姿がオメガで再現されたものだったのだ。

しかし、依代にされてなおマルガレータの意識は健在だった。鏡越しに対面したマルガレータは「ケバい」「ケバ王」と連呼し、「未来の自分」を罵倒する。それにキレた【若人】は戦闘形態である「オメガ・アプレジナ」へと変身。八つ当たり同然にプレイヤーたちに勝負を挑んでくる。


彼女の名は…(EP5-4顛末)

オメガ・アプレジナを撃破し、マルガレータを救出しようとするが、【若人】がエフィメラの影響か突如制御不能状態に陥り手出しが出来なくなる。

活路を拓くためハリエットが【若人】の因子を一部吸収し暴走を鎮め、隙が出来たところを主人公が切り離し救出する、はずだったが…。


その刹那、精神世界にてマルガレータ、【若人】……その依代となっていたオラクルのマルガレータと対面(この時の彼女は褐色ではなく、髪も金髪。コスチュームは白と金色のエレティックレーヌ)。


「アタシは知っての通りダークファルス【若人】よ。この子の、なれの果て。」


「【若人】の依代とされ望みのまま望むがままに振る舞い続けたこの子の未来のカタチ。」


「依代を失い、アンタに斬られアタシは消えるはずだった。けど……」


オメガのマルガレータは利用されるだけ利用されて消えてしまう運命にあった未来の自分に同情し、プレイヤーのもとへと連れてきてしまっていた。

しかし、オメガのマルガレータの内にオラクルのマルガレータの意識がある状態のままだと、そのまま主導権をオラクルのマルガレータが握ることとなってしまう。

そんな事態を解決する為に、「過去の自分」を見送り主人公に【若人】の力と自身の意識を委譲する事に。


「なれ合いとかそういうのいらないから。

 アタシは力を、アンタは身体を互いの目的のために振るうのみ!

 わかった? それだけの話よ。」


かくして、主人公はダークファルス【若人】の力をもその身に宿すこととなった。

ダークファルスの中で唯一【若人】本体だけプレイヤーとの関りが薄かったが、まさかの補完となった。

※しかし、主人公の内に宿って力を貸すことになったのはあくまで依代であったオラクルのマルガレータであり、【若人】自身は既にマルガレータからは離れている。


主人公の内に宿った後も、先客であるルーサーとは相変わらず仲が悪いようで、ここでも互いに皮肉の応酬を交わしている。が、【若人】だった時ほどの余裕はなく、ルーサーから主人公に好意を持っているのでは、と指摘された時は、


「そ、そんなわけないでしょう!

 アタシがここにいるのは止むなくよ! 止むなくなんだからね!」


どう聞いてもツンデレのテンプレ台詞ですありがとうございました。


これらの態度を受けてかルーサー曰く、今のマルガレータは彼の知る【若人】よりも若いとのこと。

また、表現は素直ではないものの過去の自分でもあるマルガレータを救出した事に対して少なからず恩義を感じているようで、主人公を利用しようとするルーサーを追い出すべきだと進言し、ルーサーを慌てさせていた。


ちなみに元【双子】のフロー・フラウが精神世界に来たときにはおばさん呼ばわりされてキレ、大声で喚いているところを主人公に叱られている。


地底を染めし女王の悪夢

二人のマルガレータという依代を完全に失ってもなお、【若人】はしつこかった。

先の混乱に乗じて何処かへと逃走、オメガのマルガレータによるといずれ何処かで再び形を為すと言われていたが、それがよりにもよってエピック砂漠の地底であった。

禍々しく変貌した砂漠地底内部の鍾乳洞へとアークスの自走砲を送り込み、幾多も障壁を破壊した先に【若人】はいた。

自走砲による撃破を試みるが、覚醒した【若人】完全体の前には全く歯が立たず轟沈。そのまま地上へと逃げる【若人】を、プレーヤー達はダークブラスト・ルーサーフォームで追跡する。


最後の悪あがきを放とうと再び上空へ飛び上がったアプレンティスだったが、2年前と同様にアークス達の力を集結した巨大なフォトンの刃「スターゲイザー」によって一刀両断され、ついに爆発四散を遂げたのであった。


砂都に迫りし女王の悪夢

4人用トリガークエストであり、上記で撃退したアプレンティスが再出現したという設定。既に完全体へと移行しており、エピックの街を目指して飛翔中だった。

阻止するべくプレイヤーはルーサーフォームで迎撃。空中戦の末、アプレンティスを追い詰め、スターゲイザーによって決着をつけた。


EP5第六章「かくて英雄は此処に集う」

守護輝士の行く手を阻むべく、エルミルの手駒として4種のオメガファルスが出現。その中にはオメガ・アプレジナも含まれており、マルガレータと対決する。勝敗は描かれなかったが、主人公のために戦うマルガレータと、欲望を抱くだけの駒。どちらが勝つかなど分かり切っていることである。


EP6

【深遠なる闇】は完全に滅んだが、ダーカーの残党は生き残っており、惑星リリーパに封印されている【若人】の残滓は今も尚健在であると思われる。

これによって、特殊な個体のアルを除けば、初代【深遠なる闇】の眷属の中で唯一最後まで残ったダークファルスと言える。


余談

  • 実はダークファルスの中でも【若人】は一番見える範囲での依代の交代が多い。

初代のアウロラ、10年前に【双子】に喰われ死亡したマルガレータ(この時点でダークファルスとしては消滅し、これ以降はその残滓となっている)、EP1~EP3まで担当したユクリータ、アニメでジアに依代にされたリナ、因子を抑えようと吸収するも逆に取り込まれかけたアイカ。

  • 先代【若人】が【双子】に食われたり、ユクリータが不完全な状態(ダークファルスの紛い物)といった様々な事情があり、ダークファルスの中で唯一(通常版の)ヒューナル体を披露しなかったが、マトイが二代目クラリスクレイスだった頃を描いた漫画版「エピソード0」では、ヒューナル体であるファルス・アプレジナが登場した。

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