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ドクター・メフィスト

どくたーめふぃすと

ドクター・メフィストとは、菊地秀行作の小説『魔界都市ブルース』『魔界医師メフィスト』シリーズの登場人物であり、主人公。

概要

初出は『魔界都市〈新宿〉』。続編『魔宮バビロン』にも登場。その後『魔界都市ブルース』にて設定をリライトされた上で登場。

旧新宿区役所跡に開設された「メフィスト病院」院長。トレードマークの白いケープに身を包み、救いを求めるあらゆる命に手を差し伸べる。

その美しさは「神が創りたもうた彫刻」「水晶で出来た氷柱の如し」と称されている。

スピンオフ作品『魔界医師メフィスト』シリーズでは主人公。


メフィスト病院では、内科や外科などの通常医療部門に加え、憑依・心霊・魔術など、魔界都市ならではの特殊医療部門が存在する。勤務する医師も看護師も優秀な人材が揃っている。

新宿では、メフィスト病院に担ぎ込まれる患者が1日あたり100人を下回る事が「平穏」の目安となっている。


医学のみならず、魔術をはじめとしたあらゆる知識に通暁。

ドクトル・ファウストに師事し、姉弟子に「魔女医」ことシビウがいる。


数々の奇蹟を起こした、新宿におけるVIP中のVIP。

それ故彼の命を狙う事、治療を妨害する事、そして彼が引き受けた患者と家族に危害を加える事は、死よりも悲惨な末路を意味する。

往々にして身の程知らずが登場するが、彼らは例外なくその身体のあらゆる部位を、患者の治療の為に「有効活用」される事となる。また、救いようのない外道相手には「死は最善の治療」として自ら手を下す。


武器は針金細工。獣を形成して使役したり、直接の武器として使う。


男色家で女嫌い。「神の最大の失敗は女を作った事」「女がいるせいで人間は神の座に王手を掛けられない」とまで言い切る。

一方でメフィスト病院には多くの女性看護師が勤務しており、婦長をはじめとした彼女達の仕事ぶりは正当に評価している。

懸想するのは秋せつらの「私」の方。「魔王伝」では「僕」の方には興味がないと発言。せつら以外にも、ある男性との交渉の結果手を出していたりする。


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菊地秀行 魔界都市 秋せつら 夜香

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