吾輩は国からの指示の伝達役をしているネコである。名前はまだニャイ。
CV.大河元気
吾輩の紹介である*
帝國図書館の館長の右腕として存在し、国から出た指示を伝達する役目を持つしゃべるオス猫。
自らの自己紹介では夏目漱石の作品「吾輩は猫である」の冒頭をもじって紹介している。
ネコであるからか日向に出ては丸まって寝ているがちゃんと仕事はこなしているようだ。
多少無愛想ではあるが撫でられるのは構わないとのこと。
文豪と同じように浄化は出来ないが、アカ・アオ同様、有碍書に潜書そのものは可能。イベントの潜書の回想では時たま登場している。
国からの伝達役である為か館長とおなじくネコも忙しい様子であり、時たま視察として図書館にやってくるようで殆どは館長と同じく特務司書から提出された報告書で現状を把握している。
館長との付き合いは長く、気心の知れた仲である。
公式Twitterでの紹介ツイートでは「……たまには構えよ」と少し構って欲しいらしい。
喋る上に可愛げがないということで、猫好きの文豪からもちょっと一線を引かれ気味ではあるが、なんだかんだで交流があるので、もしかすると関係する人物を素直じゃなくする能力でもあるのかもしれない。
実は現実世界で生まれた化けネコ……なわけではなく、学生時代の館長が偶然手に入れた錬金術書の中でとある存在を封印していた人間の魂を普通のネコの肉体に偶然転生させてしまった姿。
その為転生文豪達と似て非なる存在（魂が直接肉体化した転生ではなく、ネコの身体の中に転生した状態）だが、肝心の記憶を喪失しているために、封蔵書をめぐる事件でかつての宿敵と相対するまで自分が何者であるかを長らく思い出せないでいた。
ゲーテが後に彼の記憶を術で覗いた際、ネコの記憶と人間の記憶の両方を持っている事が判明している。
意外なその正体だが、本作が「文豪とアルケミスト」という題名なことを考えると、十分納得できるだろう。詳しい事や館長との絆が気になる人は封蔵書をクリアしてみよう！
ちなみに勘違いされやすいが、その正体は（バレ伏せ）の書いた登場人物の方ではなく歴史上に実在したと言われている方である。
吾輩からの手紙である
時々特務司書宛に届く手紙では殆ど特務司書の報告書に目を通しての内容が多い。
館長がさぼっていないか見張ってくれとお願いしたりしている。どうやら図書館の中はひんやりとしていて気持ちが良いらしく夏の時期は図書館で快適に過ごしていると思われる手紙が届いている。
吾輩のボイス実装である
これまではCVは未実装ではあったが2017年11月に行われた文豪とアルケミスト1周年記念AGFステージにて館長と共にボイス実装が発表され大河元気氏が担当することが発表され、2017年同月に開催したイベント「奇襲作戦「斜陽」ヲ浄化セヨ」にて館長と共にボイスが実装された。
余談である*
大河氏がネコ役をすることになりネコ役の指導については大河氏の愛猫の「なんこつ」先生が指導したのこと（本人のTwitterにて）。
アニメである*
文豪達が集う図書館に登場。立場は館長代理。多くを語らないのはゲームと同じだが、館長やアカ、アオもいない為、一匹で数いるクセの強すぎる文豪達を相手する羽目に…。ゲームより苦労性に見える。
関連イラスト
