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ホンル(LCB)

ほんる

ホンル(LCB)とは、ソーシャルゲーム「Limbus_Company」の登場人物であり、メフィストフェレスに搭乗する囚人の一人である。
目次 [非表示]

「幻想の世界へと入りましょうか。」


プロフィール

出演作品Limbus_Company
性別男性
所属LimbusCompanyBus
囚人番号No.6
元ネタ作品曹雪芹「紅楼夢」

概要

ホンルとはProject_moon開発罪悪共鳴残酷RPG「Limbus_Company」に登場する主要キャラクターの一人。作中ではLimbusCompanyの一部署である"LimbusCompanyBus"所属囚人の一員として黄金の枝を求め都市を巡るバスメフィストフェレスに搭乗している。


人物

「ホンルといいます。上手くやっていきましょう、僕たち。」

「心が乱れたときは簡単です。できないことはしょうがないよね、って考えれば何も難しいことはありませんよ。」


金のしがらみが付いて回る都市において、何不自由なく生きてきたと言わしめる程のお坊ちゃま。ゆるふわ天然な笑みをたたえ、育ちの良い敬語を用いては、語尾をよく「~」と伸ばす。世間知らずから悪意なく地雷を踏むような発言をして周囲(専らヒースクリフ)をよく苛つかせるが、一方それは「悪い雰囲気に流されない」という長所にもなっている。


本人曰く、金はいくらでも使えるから小遣いをもらう発想がなく、空腹を感じる経験がない程の食生活でありながら、おやつをもらいに食堂に忍び込むなどの奔放な振る舞いを行っていた模様。変面といった伝統芸能の習い事(教師は3人「だけ」と少なかったとのこと)の他、修練を日課としていたらしく、身の丈以上の偃月刀を軽々と振り回せる。


ここまで読むと何の苦労も知らずに育った箱入り息子といったところだが、「家族はお互いを守り合うものではなく、後頭部にナイフを突き刺すのが当然の関係と思っていた」という衝撃的な価値観をホームボイスで語っており、本編や人格ストーリーからも、封建的かつ厳格な家庭事情とそれに対する諦観混じりの感情を断片的に窺い知れる。また、LCBと同じく黄金の枝を狙うN社一味として兄のガファンヘルマンクボと共に登場しており、ホンルと久々に再会した際は軽蔑に等しい言葉を浴びせ、良好とはいえない兄弟関係を見せていた。


容姿

Limbus Company 2

右眼が黒色、左眼が青緑色(翡翠色)のオッドアイの持ち主。ゆるいウェーブのかかった腰程に及ぶ黒い長髪で、左眼と同じ色の髪留めによってハーフアップにしている。中性的な顔立ちなうえ、ほんのり紅潮した頬を微笑ませては花の舞うエフェクトを頻繁に出すので美少女と見紛うプレイヤーが時折現れる。しかし体格面は中々に恵まれており、身長はゲーム内マグショットによれば178センチ前後と推測される。LCBの制服はネクタイ・ベスト・ロングジャケットを身に着け、擦り切れている様子はない。制服だと割と着やせしているようで、他の人格やE.G.Oの服装によってはかなり筋肉を付けているのが分かる。初期の得物は偃月刀でバス内でのイメージカラーは青緑。



使用人格

LCB囚人初期から所持している人格。ダメージさえ受けなければ初期人格にしては中々頼もしいマッチ性能を誇る。
黒雲会 若衆星2。前作でおなじみの胸元ガバガバにして雲と龍を象った入れ墨を見せつけるヤ〇ザ人格。上下関係が厳しい親指系譜の組織において、上司には敬語を使うに値しないと舐めた言動を取る一方で、管理人に対しては「ダンテ様」と忠誠心たっぷりで接する。スキル2「雲の切開」がレアリティを超えたぶっ壊れ性能として有名。
ぽんぽん派 ボス星3。2章で登場したギャングであり、ポニーテールと水色アロハシャツに、運気が宿るタトゥーシールをビッシリ刻み込んだ何とも珍妙なスタイルの人格。ホンル人格の中でも自由奔放さが強調され、気分次第で容易に手が出る物騒さを持つ。スキル3「滅多切り」のギャンブル性が高く、高笑いが癖になること請け合いだが、火力面ではスキル2の方が凶悪。
南部リウ協会 5課星2。お茶が大好きな格闘人格。金持ちの嫌味っぽさが割と露骨に表れていて、高級茶の良さを理解しない同僚には容赦なく貧乏舌と皮肉る。ホンルの左眼は物理的に輝くことがある、とその異常性について初めて言及された人格でもある。性能は手堅く火傷を稼ぐ役割。
K社 3級摘出職職員星3。人権剥奪性癖ねじれ人格。K社の再生アンプルを管で通したボディスーツを纏い、常に培養槽で管理される生活を強いられているため、戦闘を含めた外部活動に飢えている。祖母に都市を見て回るようコネ入社させてもらったが、こんな扱いなことに対して本人は疑問も不満も感じていない。正に不死身といった耐久力だが、アンプル過投与に気を付けなければ漏れなく死ぬ。
W社 2級整理要員星2。前作で有名な、異形と化した列車乗客を物理的に整理する人格。祖母によるコネ入社2例目で、凄惨極まる現場作業を、変わり映えのない仕事と称して退屈そうにこなしている。ちなみに後述のE.G.O「次元裂き」とは帽子の有無、髪型、ベルト位置等が異なる。一定の需要がある踏みつけスキル3は味方の耐久と充電補助に一役買う。
鈎事務所 フィクサー星2。前作で序盤に図書館に招かれたゲストと思われる人格。人を引き裂くことを共通の趣味に良秀ムルソーと裏路地で何年もつるんでいたところ、事務所にスカウトされフィクサーとなった。どういう経緯か御曹司から底辺の裏路地に流れたが、カビ臭く濁った空気が立ち込める生活を気に入り、とりわけ猟奇的な性格に染まっている。肩に装着された二振りの鎌のような生体武器を操り、クイックと出血で戦う速攻アタッカー。
南部ディエーチ協会 4課星3。知識を探求し、知識を力に変換して戦う人格。鍵派に所属するホンルは、鍵を覗き込んで書物に隠された情報を観察し、鍵に知識を込めることで自在に拡大して武器とする。珍しく実家の影響を受けているような様子が見られず、料理を学んで実践したがる一面を持つ。拳派とは互いにマウントを取る。高ランクのスキルを捨てればスキル1すらダメージソースにできる沈潜アタッカー。


使用E.G.O

名称ランク抽出元概要
虚幻境ZAYINホンル初期E.G.Oでは珍しい広域攻撃型。偃月刀に巻かれた赤い布を敵の頭上へ振り放り投げると、赤い布が水に変化し、滝のように敵に叩きつけられる。イラストは赤い漢服に縦縞模様の羽織を着たホンルが宝物庫で椅子に腰かけ、物憂げな表情で武器を抱える姿。金銀財宝に囲まれているのは金持ちの象徴か、自身も宝物として扱われたという心象か。
桃色の欲望TETH桃色の靴桃色のリボンに巻きつかれ恍惚としているホンルが傀儡のような動きでリボンを操り、敵を絞殺する。性癖がねじれる。ぽんぽん派と資源相性が良いものの、効果の実感しにくいデバフとパッシブ効果なのが難点。
次元裂きHE道を失った乗客W社整理要員らしき青い作業着とポニーテールで、解れた筋線維によって腕や首元の異形化が進行しており表情も憔悴している。通常版は空間を斬り裂いて敵頭上にワープしながら一撃。侵蝕版は触手の先端をワープさせながら四方八方から滅多刺しにする。K社人格と資源・効果・パッシブが全てかみ合った性能をしている。
ソーダTETHウェルチアースオーバーオールを着たエビ人間を模した姿に変身して網をフルスイングする。覚醒スキルの方は過去作の魔法少女を差し置いて虹色に輝く変身バンクが入る謎仕様。コストが重い割に火力が低くどちらかというと回復向き。
沸き立つ腐食HE歩く真珠胸元に大きな真珠が飾り付けられた縞模様の制服で、蛆虫漂う緑色の粘液を纏わせながらもその足取りは気品を感じさせる。刃が貝に変化した偃月刀を敵に飛び掛かる勢いで突き刺し、緑色の粘液を貝から噴射する。束縛と暴食脆弱を付与し、体力が減っていると攻撃範囲が広がる。



本編での動向

1章及び2章では天然金持ちマウントや、無知で緊張感に欠けた言動が目立つ。凄惨な場面においても「流行りなんですね?」と言ってダンテを呆れさせていた。3章以降になると、徐々にシリアスな役をこなすようになる。



以下LCB3章以降の内容を含むためネタバレに注意







・3章

義体産業が盛んであるカルフ町が、純粋なる肉体を信仰するN社によって襲撃される中、時計頭であるダンテも義体保持者としてN社に糾弾されてしまう。 囚人たちは反抗し、N社出身であることを明かしたムルソーまでにも怒りが向けられた時、ホンルはダンテの人間性の所在についてずっと気になっていたと明かし、それでも自分は今の時計頭のダンテが好きだと宣言する。次にL社支部潜入する場面では、2章で知り合い、重傷になっていたLCCBのソードと再会し、ソードの相棒であるエピの安否を尋ねられたとき、誰もがその答えを躊躇っていたところ、ホンルが進んで「生きている」と答えた。このことから、彼がただ物事を受動的に受け容れるだけの人間ではなく、空気を読んで話題をポジティブな方向へ入れ替えたり、人を慮る気質の持ち主であることがうかがえた。



・3.5章

LCBにおいて初めて対峙するねじれ現象について、興味津々なホンル。その後、ファウストはホンルの名を挙げて、自分の信じていたものや希望が一瞬にして崩れれば、自己を手放す程の衝撃と化してねじれに変貌すると説明する。大抵の囚人の事情を把握しているであろうファウストが何故ホンルを名指ししたのか、ホンルもまた身に覚えがあるかのように「そうかもしれない」と返答するが、他の囚人が追及しても「知っていたはずだが今は何も思いつかない」と話をはぐらかして終えてしまった。



・4章

超巨大企業K社からの依頼を「普通の人間が暮らしているような場所からの招待」と当然のように受け入れ、依頼主であるドンランにもちょくちょく絡んでは化かし合いのような会話を交わした。K社がテロ集団である技術解放連合に襲撃されると、K社摘出職職員の自身の痛みや同僚の損傷を顧みない戦い方に疑問を呈したり、技術解放連合の思想に関心を持ったり、意味深な反応を示していた。そして、技術解放連合との戦いの果てで、とうとうイサンの自我心道が開かれたとき、イサンの過去の記憶を再現するため、居合わせた囚人たちでイサンの所属していた技術組織九人会を演じることになったが、ホンルはその中でも九人会の主導者で、鏡技術の原型である硝子窓の開発者でもあるヨンジという重要人物の役に選ばれる。これに委縮することなくホンルはすんなりと堂の入った演技を見せ、イサンにも「優しく、容易く人を憎まない点がヨンジ兄と似ている」と好評を受ける。ヨンジはたびたびイサンを気に掛け、イサンが硝子窓の本質を見抜くとその改良を託し、やがて鏡技術が構築されるが、それらの技術はあらゆる権力者に狙われ、九人会が崩壊する切っ掛けとなってしまう。演劇は終わり、九人会の陰と訣別することを決めたドンランと対峙するイサン。ホンルはヨンジの役に感化されながらも、自身の意思としてイサンのこれまでの意図と胸中を推し量り、管理人ダンテに託した。

その結果は…。



・4.5章

出番は控えめ。U社のある21区の海岸において、大量発生しているクラップ蟹に対し、「自分の祖母もこのような突然変異動物をたくさん収集していた」と話す。この祖母は、複数の次元においてホンルの進路を決定しているキーパーソンのようである。



・5章

大湖を渡りながら手がかりを求め、鯨の中にまで黄金の枝を探しに行く航海の中、メフィストフェレスの自転車発電では他の男性陣が汗を流している一方で鼻歌混じりでこなす驚異の体力を披露したり、聞き込み目的で乗り込んだ船が無人であったのをいいことに乳母から聞いた怪談話でシンクレアを震え上がらせていた。そのほか、明らかにガラの悪い初対面の人物の名札のズレを直してあげたり、鯨の能力で壁と同化してしまった人間を助け出そうと訴えるドンキホーテへ冷静に「もう遅いかも」と返したり、鯨の腹の中に突入して退路を失っても落ち着いた態度を崩さないどころか、落ちてきた胃酸に肩の皮膚を溶かされても笑顔で痛みを受け入れていた等、異様な平常心と危機感の薄さが強調されるようになった。


・5.5章

次の目的地を前に着飾ろうとした結果、とある騒動を引き起こしてしまったヒースクリフに対し、姉や弟たちの髪を整えていたからヘアスタイルを任せてほしいと言って、ロージャと共にノリノリでヒースクリフを連行していった。


・6章

想い人であるキャサリンと再会することに緊張するヒースクリフに、言葉選びに失敗しながらも励ます。

そして、ロージャと裏路地で服を身繕ってヒースクリフの衣装替えの機会をうかがい、彼を自慢のヘアスタイリングで唸らせると、無事に紳士的な装いへ変えることに成功した。

今回の目的地であるワザリング・ハイツが富豪の邸宅ということもあり、金持ち知識を披露する一方、日記に大切な思い出を綴るキャサリンの心情を理解する発言をした。



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K社三級摘出職員ちゃ


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