概要
オールドランドがイロスマ島の侵略作戦「王の作戦」を実行する為にリア博士に発明させた戦闘兵器。
オーズンは「オールドランドのマスター」としてイロスマメンバーに紹介している。
外見はネジの形をした目とギザギザの歯、コードの様な手足？を持つ機械。
口の部分は開閉し、内部には目のようなものも見える。
機械ではあるが雄たけびや奇声のような動作音を発する。
元々はゴミ捨て場に捨てられていたパソコン（オーズン曰くスーパーコンピューターの一部）だったらしく、それをリア博士に戦闘兵器に組み替えさせた代物。
戦闘能力
一度取り込んだ能力を、すべて記憶することができ、自在に操ることができるインストール能力を持ち、その能力でイロスマ島のマスターであるマスターバートそのものを吸収し、イロスマ島を新しく創り直すのがオールドランドの目的なのである。
逆に言えば、何もインストールしていない状態では何もできない機械であるらしい。
8章の時点ではまだ未完成ながらマスターバートのビーム攻撃をインストール、反撃を行った。ただしマスターバートの猛攻で半壊状態にさせられ、オーズンたちは修理のためあえなく帰還している。
運転には燃料が必要で、その燃料はマスターバートの血液である。オールドランドはリア博士から唯一工場の建築技術を教わったサールに血液の採取工場を作らせこれを確保していた。（マスターバートはのちに血液を酸に変える装置で対策をしている）
リア博士曰く燃料を入れる作業はとても繊細で、無理やり入れると他の部品に漏れたりして故障の原因になるので時間をかけて丁寧に行わなければならないとのこと。
そのことから燃料を入れている間のマスターオールドは、オーズンが「生き物でいう『脱皮』に近い状態」と例えるように攻撃を受けるとあっさり壊されかねない無防備な状態であるため、
最終章でのオールドランドはイロスマメンバーがマスターオールドにたどり着かないようにするために細心の注意を払っていた。
また燃料とは別に運転直後もエネルギーが必要である（ケロ次郎やバーマーは「充電」と言っている）ようだ。オーズンはマスターバートのビームを受け止めさせ初動のエネルギー源としている。
充電が完了しても、行動するまでに膨大なロード時間が必要。
作中の描写から一度行動するまでは得たエネルギーを破棄することもできない模様。
マスターバートの放つビーム攻撃を逆に吸収して無効化してしまうなど、尋常でない防御性能を誇る。
充電が完了し、攻撃を放つ準備をしている間は攻撃を無効化できずそのまま受けてしまう弱点はあるものの、それでもマスターバートのビームを連続で受けてもギリギリ破壊されず反撃できるなど、極めてタフ。
インストール能力とは別にジェット推進機構が備わっており、オーズンは操縦席？に乗って移動を行っている。
当初はこのジェット推進以外では動くことができなかったが、最終章で完全体になったことにより備え付けられた鉄の脚によって走ることが可能に。
この速力でマスターバートと互角に力比べをして見せた。
技
- インストール
敵の攻撃を取り込んで記憶し、自在に操る。
マスターバートのビームを吸収して覚えた技。
チャージするまでに膨大な時間がかかる代わりに、マスターバートの身代わりを一撃で破壊するほどの威力を誇る。
また、攻撃を受け続けて半壊した状態でも使用可能なものの、攻撃の反動により機体が耐えきれずボロボロに損傷してしまうので自爆技同然の扱いとなってしまう。
補足・余談
インストール能力の一例として計算、画像加工、音声再生、動画編集などができるらしい。ただのパソコン…
