生涯
明治大学政治経済学部卒業後、平成12年に美少女ゲーム『カナリア~この想いを歌に乗せて』でシナリオライターを務めたのち、同年作家デビュー。
平成16年に発表した『ゼロの使い魔』はこれまでに外伝含め25巻が刊行され、4期に渡ってアニメ化されるなど人気作品になった。
平成23年7月、末期癌であることを公表(病名は公にすることはなかったが、本人の病状報告のツイート等を考慮するに、肝細胞癌あたりの可能性が高い)。投薬治療などによる延命治療を続けており、治療の傍らTwitterでファンと交流したり作品への意欲を語っていたが、2年耐え抜いた後、平成25年4月4日逝去。享年41。
これによりゼロの使い魔シリーズは、残り2巻の完成をみることなく絶筆になってしまった。
没後
平成27年6月25日、ゼロの使い魔公式サイトにて完結までのプロットが遺されていた(これ自体はヤマグチが生前に度々口にしていた)ことと、続巻刊行決定が発表された(出典)。
2017年2月までに代筆者による残り2巻がヤマグチ名義で刊行され、ゼロの使い魔は無事完結を迎えるに至った。当初代筆者は伏せられたが、これは先入観を与えたくないという発売元の意向によるものである(後に志瑞祐が手掛けたことが明らかにされている)。