概要
ゲーム「グリモア ~私立グリモワール魔法学園~」シリーズに登場。
2020年2月のレイドイベント「ヘヴン」で死亡したのが本物のリゼット・オーデュラーであり、その翌月のレイドイベント「ベヒモス」以降で登場したのはロシアのシベリアに残存していた「霧の魔物」の一部が、リゼット・オーデュラーの姿・形・名前を借りて擬態したものである。
本物のリゼット
過激派組織「ノーマルマンズ」の系譜を継ぐ「新ノーマルマンズ」に所属しているテロリスト。ノーマルマンズは「正常な人間」の地位を主張する「反魔法使い」の過激派組織だったが、新ノーマルマンズのほうは逆に「魔法使い派」で、一切の暴力・殺人を厭わない。
栃木県のコンビナートを爆破した際、「魔法使いこそ正常な人間、それ以外はすべて殺す」と犯行声明を出した。
来栖焔と同じく、盛山研究所で作られた強化人間の一人。盛山研究所の跡地で強化人間の資料を探していたところ宍戸結希たちと鉢合わせになり、逃走のかたわら盛山市街一帯に火を放ち、グリモアの増援と激突。グリモア最強格の武田虎千代に重傷を負わせて逃走した。
その後イタリア・シチリア島にて「新ノーマルマンズ」によって一般市民を人質を取られ、島中で大規模な破壊活動が行われる中、警備のグリモア生徒と別行動を取った焔は彼女と出会い「同じDNAから造られた」という出自を知る。
「新ノーマルマンズ」は
- オークランドの地下空洞に敷設した大五芒星
- 多人数の詠唱からなる結束魔術
…を使って巨大なゲートを開き、怪物自身を地球に転送するのが人類殲滅の手段と考えていた。
始祖十家は、強化人間の裏世界への追放という超法規的措置を発表。2020年1月のレイドイベント「アガルタ大五芒」にて如月天が偶然魔法使いとして覚醒すると、魔法発動機械「デウス・エクス」に如月天のありきたりの魔力を流し込んでそれを破壊力に変換、結束魔術を粉砕したことで「新ノーマルマンズ」の野望は潰れた。
未だ野望を捨てていないリゼットであったが、焔は「1ヶ月待てばリゼットと同じくらいに強くなって遊んでやる」という交渉を彼女にふっかけ、翌2月のレイドイベント「ヘヴン」にて焔と死闘を繰り広げて敗北・死亡した。
霧の魔物が擬態したリゼット
クラス | リリィ |
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年齢 | 不明 |
誕生日 | 3月1日 |
血液型 | 不明 |
身長 | 159㎝ |
体重 | 7㎏ |
所属 | なし |
好きな食べ物 | チーズいか |
嫌いな食べ物 | なし |
趣味 | 人間をまねるための人間観察 |
CV | 日笠陽子 |
「霧の魔物」の残骸が、テロリストのリゼット・オーデュラーの姿・形・名前を借りたもの。
「霧の魔物」は各魔法学園や国連軍も含めた総力戦に敗北した末、ロシアのシベリアに一部を残していたが、霧と敵対していた「怪物」が地球に襲来していたのを感じ取って、人類と協力すべく人間の姿に擬態した。生前の本物のリゼット・オーデュラーは「死んだら身体を好きにしていい」という約束を霧の魔物と交わしていた。
感情には乏しく人間の好みも理解できないが、人の世界を謙虚に学ぼうとする。疎外され気味の毎日でも、「怪物」打倒の目的を果たすために邁進している。