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九十九総司

つくもそうじ

九十九総司とは漫画系YouTubeチャンネル『バグアカデミア』の動画に登場するキャラクターである。
目次 [非表示]

概要


漆黒アカデミア」にて2022年10月21日より登場。日本で僧職に就く青年僧侶で、世界中の葬儀を見るべく各地に赴く。


人物

日本の「漆黒寺」で住職をしている20代後半の青年僧侶。長髪で後ろに束ねており、左顔にアザがある。武術の心得があり、不届者に対して般若の顔に豹変して成敗する。遺族との別れの場である葬儀をする中で、近年遺族が故人を敬う心が薄れていると憂いており、海外ではどのようにして遺族が故人を弔い、向き合っているかと思うようになり、時間があっては海外に赴き死生観の違いを学ぶ。性格は至って真面目だが若い故か、また学生時代はやんちゃが過ぎた時期もあった事からか、時には羽目を外したり女性の誘いに期待したりとまだまだ修行が足りない。物語当初は現地の言葉が話せず、通訳にガイドを雇っていたが、のちに独学である程度の言葉を話せるようになっている模様。

世界中の葬儀や葬祭行事

  • ガーナの葬儀(ガーナ共和国)

死を「新たな生へのはじまり」という死生観を持ち、故人を陽気かつ盛大に弔う風習があり、故人が生前好きだったモノをモチーフに棺桶を製作する。そのため棺桶に年収の半分を注ぎ込む事が多く、棺桶が完成するまでの間は遺体を冷凍保存する。故人を泣き偲ぶ「プロ泣き師」や、棺桶を担いで踊る「棺桶ダンサー」などの職業が在る他、高額で有名バンドやアイドルを呼ぶ事ができる。葬儀は数日間行われ、その後土葬される

  • インドの葬儀(インド)

人口の約80%がヒンドゥー教で、他にもイスラム教が約14%にキリスト教が数%な一方、仏教は釈迦の生誕地にもかかわらず、修行の難しさや金持ち宗教というイメージから貧困者に受け入れられない理由から0.7%。インドでは人生の罪を河で流すという意味で、主に河岸で火葬された後に遺体を河に流す。作中ではガイドの伝手で部外者禁止のゾロアスター教の葬儀にも参列し、塔などの高台に遺体を全裸で並べ、ナイフで割腹して鳥葬する。

  • 中国の葬儀(中華人民共和国)

儒教の中国において、日本でいう葬儀場に該当する「殯儀館」で行われ、参列者は白の服を着る。故人を盛大に送る風習があり、鑼や爆竹を鳴らす他、近年は参列者を集める目的でストリップダンサーを招いて殯儀館でショーを行うが、不謹慎だと当局から中止される事がある。他にも未婚のまま亡くなった者同士を結婚させて弔う「冥婚」もあり、現在は廃止されているが、それでも秘密裏に冥婚が行われており、葬儀場から遺体を盗んだり、時には美人を殺害する事で無理矢理死者にして提供するブローカーが存在する。

  • マサイ族の獣葬(ケニア共和国)

マサイ族はサバンナの遊牧民であるため墓地の概念が無く、弱肉強食の大地の掟に則り、亡くなった当日の内にハイエナやハゲワシなどの肉食動物に食べさせる「獣葬」を行う。遺体に食べ残しがあると不吉とされているため、遺体に動物の血や脂肪を塗り付ける。ちなみにマサイ族は成人になるとライオンと格闘する儀式があったが、近年ライオンが絶滅の傾向にあるため廃止されている。

  • マネネ(インドネシア)

タナ・トラジャの少数民族のトラジャ族は葬儀には莫大な金額をかけるため、それまで防腐処理されてミイラにして「病人」として扱われ、墓地に埋葬してはじめて「死者」になる。マネネとは3年に1度の葬祭行事で、墓地からミイラを掘り起こし、衣装で着飾って村中に置かれる。また期間も数週間、時には数ヶ月または数年間行なわれる事もある。

  • ディア・デ・ラス・ニャティタ(ボリビア)

インカ帝国時代からの「髑髏信仰」のボリビアにおいて髑髏(ニャティタ)は魔除けとして扱われており、時には高額で売買される。ディア・デ・ラス・ニャティタとは少数民族のアイマラ族の盆祭りであり、墓地から親族の髑髏を掘り起こして祭りに参加する。ちなみにボリビアでは墓地を購入する金の無い者はロッカー風の共同墓地に安置される。

  • ダニ族の葬儀(インドネシア)

パプア州の先住民族のダニ族の女性は親族が亡くなると、「心の痛みの等価値」として、耳や指などを自ら切断する。しかし時には感染症や破傷風などで亡くなるため政府は廃止をしているが、それでも故人を偲んで秘密裏に行う者が居る。

奴隷文化のあったバイキングは、亡くなった際にその主人に仕えていた女奴隷も殺害し、亡骸と副葬品を積んだ船ごと海中もしくは土中に埋葬する。

  • エグングン(ベナン共和国)

ベナンで毎年1月10日に開催されるブードゥー教の盆祭りで、山羊を生贄に捧げる事でシャーマンに先祖と現世を繋げる神・エグングンが宿り、先祖と現世が繋がるとされる。シャーマンはエグングンを模した衣装を着て剣舞する。アフリカではアルビノの人間に神力が宿ると信じられており、魔術の材料としてアルビノの腕を斬り落とす事件が後を断たない。


琉球王国時代の沖縄県をはじめとする南西諸島で行われていた葬儀で、「洗骨」という意味。昔の南西諸島は本土のような霊園などの集合墓地は無く、ひとつの家庭に在る「亀甲墓(カーミヌクーバカ)」と呼ばれる祠に3~7年間遺体を放置(風葬)して白骨化させ、海岸で骨を洗って清めた後に棺に入れて亀甲墓に安置する。火葬よりも骨が綺麗に残る事から現在でもシンクチを行う家庭が存在する。他にもあの世の正月(旧暦の1月16日)を祝う「十六日祭(ジュールクニチー)」に亀甲墓の前で宴会を開く。

  • 死者の日(メキシコ)

土着信仰の「死の聖母」サンタ・ムエルテを模した髑髏のメイクをした上に、香りの強いマリーゴールドを道標代わりに家に供えて先祖を迎える盆祭り。

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漆黒のジェイル

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