概要
本来は優しい性格だが、内気であり、そのうえ極度の男性恐怖症。
男性を反射的に殴り倒してしまう癖があり、道路ですれ違った一般人にさえも殴りかかる危険人物。そのため、わざわざクラスメイトから人通りの少ない道や、スーパーの店員が女性である時間帯を教えてもらっている。さらに、通っている高校はもちろん女子校ではあるが、担当教師が男性である教科(古文と数学)は、授業中殴りたい衝動を我慢しているがゆえ、成績が悪い(そのため古文は宗太に、数学はぽぷらに教えてもらっている)。
この性格ゆえ、対男性の接客が満足にできない。反面女性客への接客はほぼ完璧。
そして華奢な体の割にかなり腕力が強く、頭がモヤモヤしたりするとよく店の壁を殴ってストレス解消(という名の八つ当たりに近い行為)をしている。殴ると大抵店の壁がへこむ。
また、友達と外出することが普段ないからか、温泉旅行に誘われた時も温泉の入り方(裸の付き合いであること)自体を知らなかったり、人からもらったプレゼントの使い道に困ったりと、ところどころ世間知らずな一面もあるようだ。男とその身内の女性を前にして「いつも襲ってます」とぶっちゃけてしまうほどである。
ちなみに、左前髪を留めているヘアピンは回ごとに違う(ある時は『173(いなみ)』というデザインのピンをつけていた時もあった)。ホワイトデーに小鳥遊からヘアピンを沢山貰ったこともあり、デートすることになった時はひそかにどのヘアピンにするか悩んでいた。
男性恐怖症の要因
簡潔に言うと「だいたい父親のせい」。
コンクリの壁をへこます腕力も「だいたい父親のせい」。
詳しくは漫画を購読するか、DVDを視聴していただくことをお勧めする。過保護すぎる父親の「教育」によって、まひるの人格形成がいかに行われてきたかがよく理解できる。
小鳥遊がバイトに採用された当初は、店長の配慮により小鳥遊と会うことの無いようにシフトが組まれていたが、店長の凡ミスで鉢合わせしてしまってから、顔を合わせるたびに殴っては謝るを繰り返す日々が始まったのである。最初は2メートルより近づけず、間違ってそれより近づくと殴り倒すの繰り返しであったが、距離が縮むにつれ少しずつ彼に心を開いていく。
そしてあるきっかけでこの父親との因縁が浮き彫りになった際、紆余曲折を経て小鳥遊が(女装している状態だが)父親に説教をかましたことによって、まひるは自分の境遇を真剣に思って怒ってくれた彼に思いっきり惚れてしまい、彼にだけは(少しだけだが)他と比べて殴る割合が減ったようであった。しかしながら、同時に彼女はこの時から彼への恋心と男への恐怖心との板挟みに悩まされていくことになってしまった。
殴り癖は少しずつ改善していくが、フラグ確立以降、照れ隠しという口実で殴ることが増えたのもまた事実である(通称:ボコデレ)。
余談
彼女の胸の小ささには作者は相当こだわってるらしく、アニメ化の際に影をつけるなと指示していたり、無乳やらまな板呼ばわりしている。
関連イラスト
関連タグ
WORKING!! 無乳 ナイチチ 赤面 ボコデレ 女子力(物理)
発音ミク - 中の人と北海道出身キャラ繋がりの別作品のキャラ
ボンボン坂高校演劇部…90年代に週刊少年ジャンプで連載されていたギャグ漫画。作中に彼女同様に父親が原因で男性を反射的に殴ってしまう癖を持った日比野真琴というヒロインが登場している。
奏言葉…幼少期の影響で男に対して拒否反応を示す。