概要
和歌山県和歌山市にある鉄道駅。南海本線とJR紀勢本線が乗り入れする。和歌山駅と区別するため当駅を「市駅」、和歌山駅を「和駅」と通称で呼び分けている。
南海電気鉄道・南海本線の終点で、一部列車はさらに南隣の和歌山港線の和歌山港駅へ直通する。南隣の和歌山港駅からは南海フェリーで徳島まで繋がっている。
JR西日本・紀勢本線もここが終点であるが、のりばの駅名標や案内放送もJR西日本ではなく南海の様式となっている。
駅構造
島式1面と櫛形3面6線の地上駅。
2番乗り場をJRが、3~7番乗り場を南海が使用している。1番乗り場は欠番。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2 | JR紀勢本線 | 上り | 和歌山方面 | |
※3番線列車降車ホーム使用停止中 | ||||
3 | 南海加太線(直通) | (下り) | 加太方面 | ※上り・下りが反転 |
4・5 | 南海本線 | 上り | みさき公園・泉佐野・関西空港・岸和田・堺・難波方面 | |
南海和歌山港線 | 下り | 和歌山港方面 | 難波からの直通電車 | |
6 | 南海本線 | 上り | みさき公園・泉佐野・関西空港・岸和田・堺・難波方面 | 一部電車 |
7 | 南海和歌山港線 | 下り | 和歌山港方面 | 線内折り返し普通電車 |
利用状況
近況
南海電気鉄道
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は15,352人である(ハンドブック南海2024より)。
- 利用者は減少傾向にあったが、和歌山大学前駅開業により再び増加へ転じていた。
- しかし、2016年(平成28年)から再び減少傾向にある。
年度別利用状況比較表
事業者名 | 南海電気鉄道 |
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年度 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 18,648人 |
2009年(平成21年)度 | 18,198人 |
2010年(平成22年)度 | 18,087人 |
2011年(平成23年)度 | 17,964人 |
2012年(平成24年)度 | 17,262人 |
2013年(平成25年)度 | 17,569人 |
2014年(平成26年)度 | 17,732人 |
2015年(平成27年)度 | 17,972人 |
2016年(平成28年)度 | 17,546人 |
2017年(平成29年)度 | 17,041人 |
2018年(平成30年)度 | 16,723人 |
2019年(令和元年)度 | 16,455人 |
2020年(令和2年)度 | 12,271人 |
2021年(令和3年)度 | 12,714人 |
2022年(令和4年)度 | 14,373人 |
2023年(令和5年)度 | 15,352人 |
隣の駅
南海電気鉄道 | ||||
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| ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
| 和歌山大学前駅 | 和歌山市駅 | 和歌山港駅 | 和歌山港方面の急行は平日のみ |
区間急行 | 紀ノ川駅 | 和歌山市駅 | ||
普通 | 紀ノ川駅 | 和歌山市駅 | 和歌山港駅 | |
加太線 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
普通 | 紀ノ川駅 | 和歌山市駅 | ||
JR西日本 | ||||
普通 | 紀和駅 | 和歌山市駅 |
関連項目
南海電気鉄道 南海本線 JR西日本 紀勢本線 和歌山駅 駅 和歌山県内の駅一覧