公式サイトでの解説
「隠し球の山田」の異名を持つCODE-EL所属の殺し屋。
手中に収まるサイズの小型拳銃を最大の武器としている。
伊集院茂夫にそのトリックを見抜かれ拷問によって屠られた。
概要
CODE-ELに所属するアサシンで、異名は「"隠し玉の山田"」。
人物
基本情報
異名 | 隠し玉の山田 |
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殺し屋ランク | 中位ランク |
メインウェポン | 拳銃(通常弾用と跳弾用の両方常備)、極小の拳銃 |
経歴 | CODE-EL毛利班のアサシン→CODE-EL銀田派 |
容姿
紫色の髪をツーブロックヘアーにした男。黒の口紅を付けるなど、顔にはメイクを決めている(ただし伊集院編での登場時は、画風の違いからか化粧っ気はない)。黄色とオレンジの鱗模様(色の違う同じ大きさの三角形と逆三角形を一列に並べたもの)のスーツを着け、首にはピンクのスカーフタイを巻いている。
性格
善人を殺すことになんの罪悪感を持たないばかりか、「合わせ技で殺すのが好き」と称して目撃者をまとめて殺害することも視野に入れるなど下劣な性格。
また得意の銃で敵対者を攻撃する際にはジワジワと嬲り者にするのを好むようなサディスティックな性格も垣間見える。
能力
拳銃による攻撃を得意とし、通常の拳銃とコンクリートなど通常の弾ではめり込むようなものでも跳弾するよう設計された大口径の拳銃を併用する。
弾切れの概念は存在するようである。
さらに「隠し玉」の異名通り右手の中に極小の拳銃を隠し持っており、これはBB弾以下の小さな弾だが衝撃が一点に集中しボクサーのパンチにも匹敵する威力を持つ。この銃は銃身が肌色に塗られて視認は困難な上に、火薬で発射するタイプではないらしく火花も出ない。
また、ターゲットを自殺に見せかけて殺害し、その痕跡をほぼ残さないなど工作活動でも優秀な能力を誇る。
活躍
- 2022年1月31日の動画(瓜生龍臣)
冒頭で依頼を受け、ターゲットを射殺する姿が見られる。このときのターゲットは悪人だったようだが……
裏社会の厄災VS隠し玉の使い手 相応の裁き
- 2022年12月30日の動画(伊集院茂夫)
音羽グループの社長が、商売敵である飛鳥井康成の殺害をCODE-ELに依頼するとその実行役となり、康成を特殊弾で昏倒させてから縄で吊るして首吊り自殺を偽装した。しかし康成の娘・瑠美が父の生前のツテを使い天羽組の野田一を通じて伊集院茂夫に調査を依頼し、さらにCODE-ELの手口を知る瓜生龍臣の情報で真相が暴かれたことで音羽ともども伊集院のターゲットとなる。
目下EL戦争の真っ最中でもあり、瓜生の命を狙いに来たところで同じく自身を待っていた伊集院と交戦。通常弾と跳弾の二種類の弾丸で伊集院を翻弄し、隠しの拳銃でとどめを刺そうするも、戦術を見切られた伊集院に跳弾を弾き返された後に投げ飛ばされあえなく捕縛される。
その後、拷問部屋にて伊集院に罪を問われるも、「その娘……現場にいなくてよかったなぁ! 目撃してたら一緒にあの世に送ってたからねぇ! 俺は合わせ技で殺すのが好きなんだよ!」と醜悪極まりない戯言を吐いた為、伊集院から「テメェは跡形もなく消してやる」と明確な怒りの矛先を向けられる結果となり、断罪される事になった。
今回伊集院がチョイスした拷問は焼き石を連続で投げて罪人を焼き尽くすという隠し「玉」に因んだ拷問であまりの苦痛から「組織(CODE-EL)の事でも何でも喋る!だからこれ(拘束具)を外してくれぇ!」と命乞いをするも、「奇遇だな。俺も合わせ技で(貴様のような下衆を)殺すのが好きなんだよ…気持ちわかるだろ?死んでくれ」と意趣返しをされ、そのまま黒こげになって絶命した。
その最期は、善人殺しを重ねた殺し屋に相応しい物だった。
関連タグ
番場裕次郎 - 総集編で敵勢力の一人として紹介されたものの、クロスオーバー回で他作の登場人物に瞬殺されたEL改革派構成員。ただし能力は山田の方が圧倒的に上。
小湊圭一 - 伊集院と戦って負けた殺し屋繋がり。醜く命乞いをするも、意趣返しをされ、断罪された山田と違い、小湊は最期まで(表面上の)命乞いをしなかった。