JR東海 岐阜羽島駅
営業キロにおいては岐阜駅のそれを準用する(東京起点396.3km、実キロは367.1km)。
駅構造
駅のホームは島式2面4線の中間に上下線の通過線がある構造。
なので島式2面6線の駅。
重装備の駅
岐阜羽島駅の乗車客数は3000人弱/日と新幹線の駅としては非常に少ないが、上述の通り通過線+2面4線という大駅の体裁をなす。これは開業当初より、関ヶ原雪害に対応することが目的である。
元々そのため下りホームは2線乗降可能であったが、後に上り方面についても追加された。乗り場が0番からはじまるのはそのためである。図らずもこれが2017年12月11日に発生したのぞみ34号の台車亀裂事故に於いて、数日間名古屋駅のホームを1線事故編成が塞いだ非常事態に際し、名古屋駅の機能を代替することに寄与した。当該列車の運転打ち切り後も、主要駅の機能を半分削いでしまうという重大事態であったが、多少の遅れを伴うだけで列車の運転が継続されたのである。
この際の取扱は、通常名古屋駅で乗り換える「のぞみ」「ひかり」利用目的の客に対し「こだま」に乗らずそのまま臨時停車した当該列車へ乗るよう促し、所定ダイヤより手前で先に上位列車に道を譲らせる形をとり、名古屋駅には続行で入った。あくまで臨時の措置なので、電光掲示板等には「のぞみ」「ひかり」が停まる旨は一切出ていない。
隣の駅
名古屋鉄道 新羽島駅(TH09)
駅番号はTH09。
4両編成まで対応の単式1面1線ホームを持つ高架駅だが、バリアフリーは未対応。
朝晩および平日夕方時間帯に名鉄岐阜方面への直通列車が設定されている。
名鉄の駅が1982年(昭和57年)に開業するまで、JRの新幹線駅は他の鉄道路線との接続のない単独駅であった。