概要
群馬県の中心より西側にある、最高地点が標高1,449mの複式火山。
群馬を代表する上毛三山(赤城山・榛名山・妙義山)の一つとして地元で親しまれている。
山頂付近にはカルデラ湖である榛名湖と溶岩ドームである榛名富士があり、リフトで頂上まで登る事ができる。
北東部の斜面中腹に位置する伊香保温泉は古代からの名湯として有名。
伝承
古来より山岳信仰が盛んであった。
榛名山に関係する伝承では、巨人のダイダラボッチたちが富士山、浅間山、榛名山をそれぞれ競争で作ったという民話や、榛名神社の者が諏訪神社から井戸を通して食器を借りたという民話、弘法大師が杖を刺して井戸を掘ったという民話などが残っている。
観光
山頂部の榛名湖では夏季は遊覧船やボート遊び、冬季には氷上ワカサギ釣りが楽しめる。
山の南西側の麓には榛名神社があって古来の山岳信仰の一片が見られる。
また麓から榛名神社、榛名湖まで、自転車によるヒルクライムレース(榛名山ヒルクライム)が毎年開催されている。
舞台となった作品
主人公達のホームコースである「秋名山」として登場。
しかし当作品の影響により全国から走り屋たちが集結して夜な夜な暴走行為を繰り広げた結果、伊香保温泉方面への道路にはドリフト防止用のバンプ(段差)が取り付けられた。
関連項目
艦名の由来