概要
武装戦線の六代目頭。左目横の大きな十字傷と左眉が無いのが特徴。「武装史上、最も破天荒な男」と称されるほどのトラブルメーカーであるが、仲間思いで情に厚い。後輩の村田将五を次期頭候補として厳しく指導している。
五代目が頭の武田好誠の脳梗塞発症により電撃解散となり、もう一人の頭候補の清広義巳とのタイマンを経て頭に就く。その後は百鬼と慙愧の虎との抗争の仲介人になったり他のチームの力にもなった。長年続いた五国休戦協定によって抗争の恐ろしさを忘れてしまった世代の為に、「ぬるま湯につかりすぎた俺たちが後の世代に抗争のことを教える立場だと思う」と言い残し協定解除に踏み切った。
花木九里虎をライバル視しており、劇中では4度タイマンを挑んだが、勝つことはできなかった。
ある夜、将五と共にバイクで走っていた所を交通事故に遭い、将五の目の前で命を落とした。
その死は犬猿の仲であった清広やライバルの九里虎など、多くの人間を悲しませた。将五からは「おっかないアニキだったが、そのおっかなさの五倍の優しさを持つ偉大な頭だった」と称されている。
余談
歴代武装戦線のメンバーの中でも読者人気は高く、漫画のキャラクターでありながら実在のファッション誌「HEART」で表紙を飾った。
