人物
CV:後藤豊 (ボイスコミック版)
中高一貫の私立校「栄明中学高等学校」に通う少年。1月15日生まれ。バドミントン部に所属（※読み切り版ではバレー部）。中学の部活を引退後、高校のバドミントン部の練習に参加させてもらっており、朝早く学校の体育館で練習する事を日課にしている。
猪突猛進と言うか思い込みで突っ走る癖があり、連載版ではチーム競技に向かないと自覚してバスケからバドに転向したと明かされている。読み切り版では女子バスケ部部員の陰口が千夏に向けられていると思い込んで※全力で反論してしまったり、連載版でも母の話を聞かずに突っ走ってその後思いっきり後悔している。
※実際に陰口の対象になっていたのは男子バスケ部部長で、千夏はむしろ部員たちから凄く慕われている。その「理想のセンパイ」に告白しアッサリ袖にされた事で、男バス部長は身の程知らずだのナルシストだの散々に言われてしまっていた。関くんは泣いて良い。
バドミントンの成績は友人の匡いわく「まぁそこそこ」とのことだが、挑戦する気持ちは人一倍。自身の力不足を悩みながらも諦める事なく、今現在の目標であるインターハイめざして努力を重ねている。
作中時間で一年が経過した現在は部内でも頭角を現しつつあり、本人も負けられない戦いへと身を投じている。
猪突猛進とは行かない?純情さ
一年先輩にしてメインヒロインの鹿野千夏に好意を抱いており、「結婚出来たら」と考えるほど。しかし、彼女と自分の実力や存在感の差から友人の笠原匡には無理だと断言される始末。「例えるなら千夏は"シード校"で大喜は"一回戦敗退校"」とのこと。
連載版では降って湧いた同居に色々思うことはあれど、家族と離れ他人の家で居候してでも夢を諦めたくない千夏の姿に「俺と恋愛してほしいなんて軽々しく言えない」と恋心を一時封印中。「競技は違えど、インターハイを目指す同志」としての友好性を保っている。また「お前、インターハイ行けたら告白すんの?」と匡に聞かれた際には、「一方的に気持ちを押し付けるような事はしたくない」と答えている。
……まあその前に告白→デート→「大喜、って呼んでいい?」→「もっと一緒にいたいな」→結婚、と壮大な妄想を繰り広げていたが。やっぱり結婚願望はあるみたいだけど、告白以外全部先輩主導なんですね…。
一方もう一人のヒロインである雛とは中学三年間ずっと一緒の親友同志、軽口を叩きあう腐れ縁の幼馴染み的ポジションにある。……そのせいか、雛から向けられている感情が徐々に変化しつつあることには全く気づいていないようである。まぁ雛が千夏への恋を応援すると公言していたせいもあるか。
その後雛から告白を受けたが、「返事はしなくて良い」「千夏先輩を好きなのは知ってる」と言われていた。が、秋合宿で正式に「雛とはつき合えない」と明確な答えを出した。
ジャンプラブコメ主人公としては珍しく、ラッキースケベ力が非常に低いという特徴があったりする。とは言え思春期男子として色々と思う部分はあるようで、2話では風呂場に残った千夏の気配にあらぬ妄想をしてしまったりしている。そういう邪念を諌めようと「雑念はいったら腹筋30回」と決めているが、コミックスの描き下ろしカットを見ると回数がガンガン増えている様子。男の子、だもんね。
その後コミックス12巻収録エピソードで、遂に告白を遂げ晴れて彼氏彼女のかんけいになった。
