概要
大阪府松原市にある松原JCTから奈良県天理市にある天理ICを結ぶ高速自動車国道。
略称は西名阪道。高速道路ナンバリングは名阪国道と共に併走する国道25号に由来するE25
元々は国道25号の有料バイパス道路で日本道路公団(現・NEXCO)管理の一般道路西名阪道路として1969年(昭和44年)3月21日、旧・松原IC(現・松原JCT)~天理IC間が開通した。
開通当初は松原IC~柏原IC間は4車線、柏原IC~天理IC間は暫定2車線(対面通行)であった。
その後、1974年(昭和49年)4月1日に西名阪自動車道として、高速自動車国道へ昇格編入された。その年の12月25日には前述の区間がそれぞれ6車線・4車線となり現在の姿となった。
奈良県で唯一の高速自動車国道となっている。
又、名阪国道や東名阪自動車道と共に、名神高速道路のバイパスの一面としての役割を持つ。
だが、名神に比べて距離が短く通行料金も安い事から、トラック街道として重宝されている。
特に難波や南河内、泉州地区に行く際にはこちらの方が早くて安い。(北河内地区は名神高速道路~名阪国道が近道。)
尚、新名神開通によって利用台数が減少傾向にあり、全線開通後には奈良市はあちらの方が最寄になる為、更なる減少が見込まれる。
通行料金
香芝ICを境に2回の料金を支払う事になる。
2か所とも同じ料金を徴収する。
車種 | 通行料金 |
---|---|
軽自動車等 | 310円 |
普通車 | 410円 |
中型車 | 410円 |
大型車 | 570円 |
特大車 | 930円 |
インターチェンジなど
松原方面が上り、天理方面が下りとなっている。
天理ICではどちらも入り口が上り、出口が下りとなっている。(名阪国道は亀山方面が上り、天理方面が下りとなっている為。)
番号 | IC名 | 接続道路 | 備考 |
---|---|---|---|
阪神高速14号松原線 | |||
10 | 松原JCT | ||
藤井寺TB | 天理方面のみ | ||
1 | 藤井寺IC | 大阪府道12号堺大和高田線 | |
柏原TB | 松原方面のみ | ||
2 | 柏原IC | 国道165号 | 大阪方面出入り口のみ |
香芝SA | |||
3 | 香芝IC | ||
4 | 法隆寺IC | 奈良県道5号大和高田斑鳩線 | |
4-1 | 大和まほろばSIC | 奈良県道108号大和郡山広陵線 | |
4-2 | 郡山下ツ道JCT | 京奈和自動車道 | |
5 | 郡山IC | 国道24号 | |
天理PA/TB | |||
6 | 天理IC | 国道169号 | |
名阪国道亀山IC方面(東名阪自動車道名古屋方面) |