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概要

赤舌は、『画図百鬼夜行 前編 風』(鳥山石燕、江戸時代)に描かれている日本の妖怪

水門の上に、爪のある手と毛深い顔を持ち、黒雲に覆われた獣のような姿が描かれているが全身像は不明。開かれた口には大きな舌がある。


なお、一説によれば川に棲んでおり、水門に番をする妖怪だとされており、弱者の見方をしてくれる存在とされ、青森県津軽の農村の水に関する争いを解決したとされる。


また、真っ赤な夕焼け空から下を伸ばして人間を攫って行く妖怪という説もあり、攫われた人間に家は後に繁栄するともいわれているらしい。


そのほか、江戸時代の妖怪絵巻では赤口という名前のそっくりさん(絵に水門が書かれていない以外はそのままの姿)が描かれている。


『水木しげるの妖怪物語』によれば、陰陽道における赤舌神の事を指すと言う。口が空いている限り、災いが続くという。

この神は太歳神の西門の番神とされ、6人の鬼神を従えているという。



ゲゲゲの鬼太郎の赤舌

CV:屋良有作(第3作)、増谷康紀(第4作)、飯塚昭三(第5作)


長毛犬とゴリラの身体が合わさった様な姿をした巨大な妖怪。

高波を起こすなど水を自由に操る。巨体相応のパワーは勿論、機動性においても水の車輪を履いて疾走したり雲を纏って飛んだりと優れる。

好物は人間や妖怪の水分。獲物は腹中で水の触手で絡めとり、水分を抜かれて石の様な糞と化すが、妖怪なら(アニメ第3,5作や千物語では人間も)湯をかければ復活する。


初登場話であるアニメ化第1作54話『妖怪ラリー』では審判として登場(舌がチェッカーフラッグになっている)。競技結果に文句をつけたベアードを一喝した(これにはベアードも「いえ_いまのは_じょ_じょうだんです」と情けなさすぎる返事をしていた)。第3作51話『世界妖怪ラリー』でも同様の役所である。


アニメ第2作31話『赤舌』では、地上支配を企む悪の妖怪として登場。骨女を部下にしている。12人の人間を呑み込んで水分を吸い取り、鬼太郎達もアパートごと呑んで石にするが、そこに残っていた鬼太郎の胃液を飲んで溶けてしまった。

アニメ第3作では子泣きが石になって脱水を免れ、仲間に湯をかけて復活させる。鬼太郎は炎の妖怪五人衆を引き連れ逆襲、赤舌を体内からあぶって蒸発させた。


第4作第49話「水妖怪赤舌の疾走!」では優しい妖怪で普段はマリモぐらいに小さく大人しいが、親しかった少女が銀行強盗事件に巻き込まれたと知って巨大化して助けに向かう。

しかし、力を抑え切れずに暴走し、海水を浴びて自滅を図るが、幸いにも元の姿に戻る事が出来た。


第5作82話「命カラカラ!赤舌温泉」では水の守り神として青森で祭られていたが、温泉の乱開発を繰り返し赤舌の住処の沼にも手を付けるなど水を粗末にする人間に怒り、水源を涸らした上に次々と鬼太郎たちや人間を飲み込み石に変えていった。体が真水で出来ているために体内電気を通さない強敵であったが、アマビエに海水を注がれた事で感電し、KO。

鬼太郎の説得を聞き入れ、妖怪四十七士の青森県代表に覚醒した。


第85話「鬼太郎絶叫!!妖怪城の切り札!!」にも登場。

なお4,5作では彼の行動に骨女は関与していない。


陰陽師(ゲーム)の赤舌

CV:森久保祥太郎

うへへへ、俺様、川の中で日向を浴びるのが大好き。

でも最近雨が降らないから・・・水位が低くなっちまった・・・

これじゃ俺様がここにいても大好きなことができないじゃないか?

伝記1より


岸辺に住む妖怪。赤い舌と四つの目を持っている。

やんちゃな性格で、たまに人の畑から水を盗みに来るらしいが、いざとなると身を挺して人と畑を守るという。


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