概要
ZGMF-X42S デスティニーの主武装の一つである緑色のロングバレルビーム砲。
正式名称は「M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲」…ほんとにこんな名前である。C.E.世界の兵器は何かしらのペットネームがついていることが多いが、この武装は本当にこんな名前。だれが呼んだか「名無し砲」
ブラストインパルスの「ケルベロス高エネルギー長射程ビーム砲」をさらに発展させたもので、ハイパーデュートリオンエンジンによる莫大な電力供給によって、ガナーウィザードの「オルトロス長射程ビーム砲」や、ケルベロスを上回る出力を誇る。
アロンダイト同様砲身が機体の全長に匹敵する長さを持つため、非使用時は二つに折りたたまれ背部左ウェポンラックに格納される。
使用時はマウント部のクランクアーム(取手)を展開しマニピュレーターでグリップを保持しトリガーを引くことで発射する。速射性能も優秀で、かなりの高速サイクルでも使用可能。
砲身分割の技術には、本体フレームにも採用された基本構造体細部化技術が活かされている。
メサイア攻防戦においても大破を免れ、デスティニーSpecⅡへの改修後も引き続き使用。最終決戦においてはブラックナイトスコードルドラ(エメラルド)をビームブーメランで滅多切りにした後にコックピットにゼロ距離発射することでパイロットのグリフィン・アルバレスト共々葬り去った。