※タグとしてはカタカナ表記の「コードヴェイン」で投稿されているものが多い。
終焉は訪れた…
なんの前触れもなく
概要
『 CODE VEIN 』(コードヴェイン)とは、バンダイナムコエンターテインメントが開発するPS4/Xbox One/PC(Steam)用ソフトである。
本作は、一撃でプレイヤーの体力の大半を奪う敵の存在をはじめ、様々な点において著名な死にゲー『DARK SOULS』を意識しながらも、バディと呼ばれるNPCを探索に同行させるなど、『DARK SOULS』とは異なる要素も含まれている。舞台設定上、血飛沫が撒き散らされる作風のため、CEROはD指定。
当初は2018年9月に発売予定だったが、「オリジナルRPGとしてより良い品質で遊びごたえのある作品にするため」として、2019年9月26日に延期された。
ロックユニット「VAMPS」とのタイアップがなされており、表題曲でもある『UNDERWORLD』ほか複数の楽曲がゲーム本編に収録された。
オープニングアニメーションの制作はufotableが手がけている。
ストーリー
決して遠くない未来、世界は唐突に崩壊の時を迎えた。
「審判の棘」に貫かれて地殻は無残に裂け、繁栄の象徴たる人類の建造物が墓標のように佇む。そこには吸血鬼(レヴナント)と呼ばれる者たちがかろうじて生き延びる「ヴェイン」と呼ばれる閉鎖社会があった。
滅びに抗うために人であることを棄てた吸血鬼達。彼らは超常的な力の代償として人としての記憶の大部分を喪いながらも、血を吸うことでかろうじて人間性を保ちつづけている。血の欠乏は、彼らから人の心を奪い、ただ血を求めて彷徨い続ける堕鬼(ロスト)へと変貌させてしまう。
無数の堕鬼が跋扈し、血の渇きをかきたてる瘴気が蔓延する閉鎖空間で、吸血鬼の仲間と共に、血と真実を求めての探索が始まる。
(公式サイトより)
導入
すべての発端は《 大崩壊 》と呼ばれる世界規模の厄災。同時に出現した異形の存在に対抗するべく、人類は死者の肉体に生体器官再生式(Biological Organ Regenerative)=BOR寄生体を埋め込むことで、不死の戦士・吸血鬼(レヴナント)を造り出す。
死ぬ度に記憶を欠損しながらも蘇る吸血鬼は、「血の渇き」と呼ばれる人間への吸血衝動に苛まれ、これを抑制するべく「Q.U.E.E.N.計画」が始動。成功を目前にしていた計画は、被験者の少女・クルス(通称:クイーン)の暴走によって新たな破壊をもたらし、結果として多くの吸血鬼が生み出されることとなった。
吸血鬼の投入によってクイーン討伐は果たされるが、これを機に一帯を囲うようにして赤い霧が発生、吸血鬼たちは外界から隔絶され、ヴェインと呼ばれる閉鎖された世界に取り残されてしまう。一方では、人間の血の代替となる「血涙」を実らせる植物・血涙の泉が姿を現し、霧の内側に残った人間たちの血と併せて、クイーン討伐部隊を前身とした臨時総督府の管理下に置かれることとなる。
総督府の圧政の中で吸血鬼たちの渇きが癒されることは無く、やがて自我を喪失した吸血鬼が不死の怪物・堕鬼(ロスト)に成り果て、血の牢獄を彷徨いはじめる。
登場人物
- 主人公 (キャラクターメイキング可)
記憶のほとんどを失った吸血鬼(レヴナント)。同じく記憶の不確かなイオと共に、ヴェインの片隅で目を覚ます。自らの血を使って、枯れた血涙の泉を再生させる不可思議な力を持つ。
吸血鬼の力の型であるブラッドコードが壊れており、「Void型」と化しているのをいいことに、いくつものブラッドコードを取り込んで自在に切り替えられる特異な性質を示す。
- ミア・カルンシュタイン (CV:茅野愛衣)
武器:銃剣 / 牙装:スティンガー
唯一の肉親である弟・ニコラを連れた少女の吸血鬼。泉を調査するルイ一行を襲撃するが、姉弟そろって拠点に迎え入れられる。華奢で可憐な外見に反し、ヴェインで生き抜いてきただけあって頼れる手練れ。
ティザー映像から登場している『CODE VEIN』の看板娘でもある。
武器:両手剣 / 牙装:ハウンズ
面倒見の良い吸血鬼で、元傭兵。吸血鬼化して早々に堕鬼になりかけていたところをルイたちに救われており、彼らに付き合ってヴェインを調査している。散り散りになってしまった傭兵時代の仲間のことを気にかけている。
武器:片手剣 / 牙装:オウガ
血に飢えた吸血鬼を救おうと、ヴェインの調査・研究を続ける吸血鬼の青年。血涙の源流を探るべく、仲間と共にヴェインの奥深くへと踏み込んでいく行動派。得体の知れない力を見せる主人公を自身の拠点に引き入れるなど、有望な人材の勧誘に余念がない。
武器:斧槍 / 牙装:アイヴィ
とても色白な、おっとりした吸血鬼。自分についての記憶が抜け落ちている反面、吸血鬼やヴェインに関してはやたらと詳しい。主人公と共にルイの元へと迎えられ、吸血鬼の記憶と力の結晶である血英を修復する力で、拠点から調査をサポートする。
- ジャック・ラザフォード (CV:諏訪部順一)
武器:片手剣 / 牙装:ハウンズ
人呼んで「吸血鬼狩り」。元軍人の吸血鬼で、戦闘のプロ。討伐されてなお不滅のクイーンの亡骸・神骸を監視する使命を帯び、神骸を受け継ぐ継承者の選定と、暴走への対処も行なっている。主人公とは浅からぬ因縁を抱えているらしいのだが……。
武器:銃剣 / 牙装:アイヴィ
かつてジャックに命を救われた吸血鬼の女性。恩義からジャックに付き従っているようにも見えるが、神骸の暴走を鎮める歌声の持ち主でもあり、ジャックが葬った継承者に祈りを捧げながら彼の使命を支えてきた。
ボスキャラクター
女性の姿をした堕鬼。詳細はリンク先参照。
関連動画
関連タグ
ダークソウル:モチーフの一つであろう死にゲーの代表格
ゴッドイーター:世界観に加えて『バガラリー』や『おでんパン』などゴッドイーターと共通する要素が非常に多い。さらに言えば・・・
外部リンク
本作は“アニメ版「DARK SOULS」”ではない - IGN First(2017/9/7)
何度死んでも諦めさせないバディの存在感 - IGN First(2018/6/26)
“リスタート”することで生まれたプレーヤー自身のスタイル構築 - GAME Watch(2019/5/8)
再始動した『CODE VEIN』のあれこれを吉村広氏&依田優一氏へのインタビューで紐解く - 電撃オンライン(2019/5/8)
「CODE VEIN」再始動。開発チームの吉村 広氏と依田優一氏に発売延期の経緯や変更点,そしてネットワークテストについて聞いた - 4Gamer(2019/5/8)