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カジメリ星人ベン・G

かじめりせいじんべんじー

カジメリ星人ベン・Gとは、『特捜戦隊デカレンジャー』に登場するアリエナイザーである。
目次 [非表示]

てめえにやられた恨みは必ず返す……倍にしてな!」

CV:檜山修之(TV本編Episode.13)、長嶝高士(VSアバレンジャー)


データ

  • 登場話:Episode.13「ハイヌーン・ドッグファイト
  • 身長::219cm
  • 体重:132kg
  • 出身地:カジメリ星
  • 罪状:13の星における宇宙地上げに関する大量殺人及び、宇宙警察官略取の罪
  • ジャッジメント:デリート許可

概要

全ての住民が恨みがましい性格のカジメリ星人のアリエナイザー

大規模な地震発生装置で惑星の都市を住民ごと潰し、更地にして闇ルートで売りさばくという悪質な宇宙の地上げ屋。かつて惑星イクザスで地上げを行っていたが、ドギー・クルーガーからの逃走中に起こった事故で命を落としたかと思われていた。


だが密かに肉体の90%を改造してサイボーグとして生き延び、その後はカジメリ星人の例に漏れず自分を追い込んだドギーを逆恨みし彼の暗殺をエージェント・アブレラに依頼した。加えて、短気なところもある。


戦闘では背中と右腕に装備された「MTミサイル」やライフルに変形する左腕の鉤爪・「ズィークロウ」を駆使する。


スペシャルポリスの情報によると、カジメリ星は温暖でとても快適な気候の星のため住民の皮膚はつるつるしており、彼らには体毛が無いらしい(まつ毛や鼻毛もないとなると、目や気道にゴミや細菌が入りやすそうでもあるが。もっとも、地球の爬虫類に近いのかもしれないが)。

そのためカジメリ星にカツラは存在しない。


活躍

実行犯であるビリーザ星人ヴィーノが失敗すると自ら恨みを晴らすために白鳥スワンを誘拐。

居合わせたマーフィーを返り討ちにすると、因縁の相手であるドギーを誘き寄せる為に球状のプロジェクターを地球署へ届けさせる。映し出された動画の中で上記の台詞と共に、誘拐したスワンに巻き付けたダイナマイトの導火線に火を点けて見せると、午後3時までにポイント739へ来る様にドギーを脅迫した。


トレーラー内に拉致したスワンを拘束し、100体のアーナロイドを用意して待ち伏せ、更に怪重機テリブルテーラー」での地上げ行為でデカレンジャー達を釘付けにする等、ドギーへの復讐の為に周到な準備を整えると、果たしてその場にサングラスを掛けたドギーが現れる。

目の前に現れたトレーラーを見て、其処にスワンが捕らえられている事を確認するドギーに電撃を放つが、相手はその場から動かず命中しなかった。


「ハッハッハッハッハ!流石だな、ドギー・クルーガー!」

ドギー「何故わざと外した?」


決まっていればそのまま仕留められただろうに、ドギーに己の無力さを思い知らせてから仕留める事に拘っていたベン・Gはわざと外していたのだった。


「簡単に倒しちゃつまんねぇからさ。お前にやられた傷が疼くぜぇ……俺の人生を台無しにしやがって!!」

ドギー「ふざけるな!!何千万もの人生を消して来たお前に言う資格は無い!今度こそこの手でお前に引導を渡してやる!」

「ほざくな!!俺が受けた苦しみを何倍にもして返すぜ!苦しめて、苦しめて……その上で止めを刺してやる!!」


自身の犯罪の為に大勢の人間の命を奪って来たのを棚に上げ、自分の人生を奪ったとしてドギーに逆恨みの炎を燃やすベン・G。身勝手極まりない被害者気取りの言い分に怒りを露にするドギーだったが、それは彼の復讐心を更に煽るだけ。

そんな自身の復讐を「そんなに暇じゃない」とあしらうドギーに対し、「なら精々焦るが良い!」と言い放つと同時に、ベン・Gは100体のアーナロイドを嗾けた。


ドギー「ざっと数えて100体か…勘を取り戻すには丁度良いぜ」


対するドギーはサングラスを放り投げ、デカマスターに変身。ディーソード・ベガを手に無双し、見事な100人斬りをやってのける。

アーナロイドが全滅させられ、今度は自らデカマスターと交戦するも、彼我の実力の差は歴然。瞬く間に追い詰められるが、「フン、あの女は見殺しか?」と言い捨てて隠し持ったスイッチを押し、トレーラーのコンテナの外壁を円状に弾け飛ばす。


「どうした?導火線はもうあれだけだぜ!?放っとくなんて冷てぇなぁ、ドギー・クルーガー!!」


そして中から現れたスワンに取り付けた爆弾により、デカマスターの動揺を誘う事で形勢は逆転。一転して優位に立つと、そのままデカマスターを一方的に痛め付ける。


「何も出来ず、仲間を見殺しにする悔しさの中で……くたばるが良い!!」


高笑いと同時に背中からMTミサイルを発射し、その爆発でデカマスターを崖から転落させると、タイムリミットが迫る中でこれまでの怨み辛みを晴らさんとばかりに更に彼を痛め付け、容赦の無い罵倒と共にその全てを否定してのける。


「お前は女1人助けられない、腰抜けだ!!お前が育てたつもりの5人も、まだ来ない!!自分の無力さを思い知ったか!?お前はその程度の男なんだよ!!」


だが、対するデカマスターは「言いたい事はそれだけか?」と返し、そこから「1発で自分を倒してみろ」と挑発。


「望み通り、あの世に送ってやるぜ!あの女と同時にな!!」


まんまと挑発に乗ってしまったベン・Gは右手のズィークロウを鉤爪からライフルに変えて発砲するが、それは相手の狙い通りだった。飛んで来た銃弾をデカマスターは剣で弾き飛ばし、導火線を爆弾のギリギリ手前で切断。短気な性格を利用され、スワンの救出を許す結果となってしまう。


デカマスター「俺のハートに燃える火は、悪人共には地獄の業火!燃やし尽くすぜ、平和の為に!!」


そしてそのままデカマスターの繰り出す斬撃に圧倒され、テリブルテーラーを破壊したデカレンジャーが駆け付ける中、「13の星における宇宙地上げに関する大量殺人及び、宇宙警察官略取の罪」でデリート判決を受け、ベガスラッシュでデリートされるのだった。


後に『VSアバレンジャー』でサウナギンナンの能力により復活し、カザックや同じくデリートされたボンゴブリンミリバルと共にデカレンジャー&アバレンジャーを迎え撃つ。

チームシャッフルでデカブレイクデカピンクデカマスターアバレキラーを相手取る事になり、ピンクとブレイクには優勢だったもののさすがにキラーとマスターには敵わず、再度デリートされて地獄に送り返された。


余談

ベン・Gとその依頼を受けたヴィーノは共にサイボーグであったが、その改造には両者と接点を持ち、なおかつ同じくサイボーグであるアブレラ(こちらは自己改造によるもの)が関わっていたものと思われる。


『百化繚乱』によれば、当初は「ムチャボー星人ベン・G」という名称だった模様。


出身星と名前の由来は『女囚さそり』シリーズや『怨み節』で有名な女優の梶芽衣子と復讐を意味するリベンジから。

地上げを行っていた設定から「みかじめ料」からという説もある。


サイボーグ化する前のスーツはスドラ星人ギレーヌに改造された。


声を担当した檜山氏は星獣戦隊ギンガマンにて銃頭サンバッシュの声を担当しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は6年ぶりとなる。また、翌年の『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』では冥獣人バーサーカー_グルーム・ド・ブライドンの声を担当した。


追跡シーンは第1話の流用。つまりベン・Gが乗っている怪重機はスカラベーダーの同形機である。一方で、ドギーの乗っているマシーンの映像は激走戦隊カーレンジャーのレッドビークルの戦闘シーンの流用である。


2024年公開のデカレンジャー20th『ファイヤーボール・ブースター』を記念して、キャストセレクトエピソードが期間限定公開しているのだが、この回もセレクションの対象に含まれている。そして、この回を選んだ人物と言うのがドギー役の稲田氏なのだ。理由に関しても「コレ選ぶと思ってたんでしょ? そりゃそうだよ!」(ほぼ原文ママ)とコメントを寄せている。


関連タグ

特捜戦隊デカレンジャー アリエナイザー


傷害犯ボーグ:『未来戦隊タイムレンジャー』に登場した地上げ繋がりの戦隊怪人。ただし、こちらはスケールが余りに小さい小物である。


獅子王凱:『勇者王ガオガイガー』の主人公で、サイボーグ&中の人繋がり。ただし、こちらは正義の味方。


フリーザ軍:宇宙の地上げ屋繋がり。こちらは集団で行っている。

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