概要
「機動戦士Vガンダム」に登場するMS・アビゴルの改造機であり、頭部にカブトムシを思わせる一本角を持つ。
他の同スケールのガンプラと比較すると二回りほど大きく(アビゴル自体22.6mと、Vガンダムの登場MSは元より他作品のガンダムよりも頭ひとつ抜きん出たサイズである)、そのサイズを活かしたパワーファイター的な戦闘スタイルを得意としている。
主武装は原作通りのビームサイスとビームキャノン。また、肩部には新たにミサイルランチャーが内蔵されているが、あえて武装を用いずに拳一つで戦い抜く事も多い。
原作通りMA形態へ変形することが可能だが、本機はこの形態において、甲虫の羽のようなビームウィングを展開する仕様となっている。
デザインはかつてアビゴルのデザインを手がけた石垣純哉氏。曰く20年ぶりのセルフリファインであるとの事。
前述の通りカブトムシを彷彿とさせる特徴を多く持った本機だが、そうした姿とネーミングから、ガンダムシリーズと同じ富野由悠季監督の手掛けたアニメ作品である、「聖戦士ダンバイン」に登場するロボット兵器・オーラバトラーが裏モチーフのではないかと噂されている。