戦国武将など歴史好きの女子、略して「歴女」と総称。“腐女子”とはまた違った部類とされている。
またカタカナで「レキジョ」とも呼ばれる。
“歴女”という言葉ができたのは、2000年代後半とされるが、オタク女子の間でプチ新選組ブームが始まり沖田総司の墓所の損壊騒動が起きた時期(『キャプテン翼』のやおい同人が広まった時期)には、既にこのようなものが存在していたと思われる。
2009年に入り、若手人気俳優が多く出演するNHK大河ドラマ『天地人』の放送が始まり、歴女はまたたく間に市民権を獲得、ますます歴女の知名度があがった。また同年、戦国時代を現代タッチで描いたアニメ『戦国BASARA』のテレビ放送が始まると、歴女ブームが一気に爆発。女子高生などを中心に熱狂的な戦国武将ファンを生んだ。
また、この言葉ができたのと同時に、歴史好きの男性が「歴男(れきだん・れきなん)」と呼ばれるようにもなった。