概要
グリーンドルフィンStの囚人の一人。31歳。
幼少時から人付き合いが苦手で常に周囲の人間をイラつかせていた。プッチ神父の依頼でDIOの骨を持ち込むとともに、懲罰房の囚人たちの闘争心をスタンドで刺激させた。
ファイトクラブ状態になったとき本人は陰に隠れていただけで戦闘はしなかったが、アナスイによって体をバネ状の罠に改造され、肋骨が飛び出る重傷を負う。最後はプッチ神父にメサイアのDISC(ただのCD)を挿入され、ハレルヤを歌いながら死亡した。
名前の元ネタはファッションブランドのGUCCI(グッチ)と思われる。
スタンド「サバイバー」
地面に出現する円盤状のスタンド。濡れた地面を通じて微弱な電気信号を送り、周囲の人間の闘争本能を刺激させることで、死ぬまで殺し合いをさせる能力。
このスタンドの影響を受けた人間は相手の「最も強い部分(長所)」が輝いて見え、ダメージを受けた部分は黒ずんでいくように見える。
敵味方関係なしに効果を発揮するため、DIOからは「最も弱いが手に余るスタンド」と称された。また、スタンドにはそれぞれの適材適所があるため、強い弱いの概念はないと発言もしている。
元はプッチ神父がDIOから譲り受けたスタンドであり、かつての本体は6人の男女遭難事件の原因となった山小屋の主人。
余談だが、ジョジョ関係のスレッドなどで住人どうしが言い争いを始めると「サバイバーが発動してる」などと皮肉られることがある。