水銀を利用した照明は → 水銀灯
概要
ローゼンメイデンシリーズの第1ドール。
マスターは柿崎めぐ。
TVアニメ版では彼女を主役にした特別篇が存在するなど、キャラクター人気は高い。
CV(担当声優):田中理恵(TVアニメ)/能登麻美子(初期ドラマCD)。
性格は非常に好戦的で、感情の起伏が激しい。
また人間を単なるエネルギー源として見下している。
姉妹で最もアリスゲームを重要視している。
二次創作作品では巨乳キャラとして描かれることが多い。→乳銀燈
足元は紫がかった黒のブーツを履いている。
口癖はジャンク。主に相手への罵倒に使われ、自分に対しても自嘲気味に使用する。
心臓病を患うマスター、柿崎めぐと出会い、契約してからはめぐを気遣うところを見せるなど徐々に心情の変化を見せる。
戦闘能力はドールの内でもかなり高く、契約者がいなくても、あるいは力を使わずとも真紅達を苦戦させる程。
唯一現実世界でもアイテムを使わず背中の翼で自力で飛行できたり、契約をしていなくても人間からエネルギーを吸い取れるというチートっぽい設定があったりするが、
契約者からエネルギーをもらう方がより強い力を使うことができるらしい。
服の逆十字の意味は、「神の理に反するというローゼンの意志であり、生命を創造するという神への挑戦に対する罪意識から、ローゼンが姉妹全員分の罪を1体目である水銀燈に背負わせる為に刻んだもの。」と、彼女は語っていた。
そのため、ローゼンを深く愛すると同時に、神のように振る舞う傲慢さには憎しみを覚えている。
アリスゲームに執着しているのはそんなローゼンへの復讐でもあるという。
TVアニメ版
TVアニメ版として有名な設定として以下のものがある。
- 「双頭の龍」
これは背中の翼より双頭の龍を出現させ、戦う相手に差し向けることができる。
アニメ版のみの設定。
これは、ローゼンメイデンの発想の元ネタが仮面ライダー龍騎である(※1)と一部の読者により推察されており、それを踏まえた上で龍騎からの引用ではないかとも噂されている。
よく二次創作ではこの双頭の龍が使われる。
なお、第二期の最終回では彼女からローザミスティカを託された真紅も使っていた。
※1 ローゼンメイデンの連載開始が仮面ライダー龍騎の放送に近い時期であったこと、運命をかけた戦うゲームの存在、鏡の世界が登場するという点などが似ているという感想によるもの。元ネタに関しては、こちらの関連タグにまとめを記載。
- 「剣」
これは背中の翼より両刃の剣を生み出し、その剣により戦う。
これもアニメ版のみの設定である。
剣の刃は先に行くにつれ広がっている独特な剣である。
剣の柄は翼をイメージした装飾がなされ、深い金色である。
これも二次創作では共に使われる。
- 「乳酸菌摂ってるぅ~?」
よくネタにされるが、実はギャグ性はまったく無い
真面目なシーンでの発言である。
しかし真面目にもかかわらず台詞のシュールさが視聴者にウケてしまったため彼女と乳酸菌飲料、というよりほとんどヤクルトであることが多い。
ともかくこれらと一緒に描かれることも少なくなく、二次創作においてはしばしば好物として扱われる。
- 「腹部パーツが無い」
原作漫画では初めから五体満足だが、TVアニメ版では腹のパーツが無い不完全なドールだったことが判明する。(完成させる前に製作が中止されてしまったらしい)
判明するタイミングが第一期の最後の最後だったためか視聴者に与えたインパクトは大きく、水銀燈=腹部のパーツが無い、というのが有名になった。
しかし第二期最終回に於いては父ローゼン自らの手で復元される描写があった。
関連イラスト
関連タグ
銀様 銀ちゃん 乳酸菌 水銀党 水銀灯 水银灯 水銀燈 水銀燈様 乳銀燈 汞燈 汞灯
金糸雀 翠星石 蒼星石 真紅 雛苺 雪華綺晶 薔薇水晶 柿崎めぐ