CV:渕崎ゆり子
赤髪でショートヘアの少女。世界を滅ぼそうとする組織・ダークフォールの支配者である
アクダイカーンから、命の一部を分け与えられて霧生薫とともに生み出された。
プリキュアの存在に興味を持った満と薫は、自分達の意思で緑の郷(人間の住む世界)に
やってくると、正体を隠しつつ、プリキュアである日向咲と美翔舞の二人に接近する。
社交的であるものの、その本性は冷静沈着かつ冷酷な心の持ち主。
そのため薫の内面の変化に対して苦言を呈していたが、自身も咲や舞とのふれあいや、目にするうちに感化され、少しずつ人間らしい心のありかたを理解していく。
真面目な性格なため、プリキュアと戦うことになった際はアクダイカーンの忠誠心と咲と舞に対する情愛に葛藤し、薫に止められるまでは半ば意地になって戦っていた。
その変化を見抜かれ、いったんはアクダイカーンに粛清されてしまうが、後に復活。
それ以後は人間の側に立ち、プリキュアと共にダークフォールと戦うようになる。
最終決戦時には月の力を得て変身し、咲、舞、薫たちと4人で最後の敵に挑む。
この時の名称は長らく不明だったが、DVD-BOXのメモリアルブックにおいて「満・月フォーム」であることが判明した。
この時の姿は特別な変身であり、プリキュアに近い姿であることからファンからは「彼女達もプリキュア」と認識されていることもある。
その一方で、生みの親である鷲尾プロデューサーからは後に「プリキュアではない」と明言されている。
メモリアルブックでも同じ力を受けてはいるが、プリキュアになったわけではないとはっきり書かれている。
詳しい事情は満と薫にて。
決戦時には、咲の作ったパンが美味しかったという理由で自分もパンを作りたいという願いを告げており、エピローグでは咲の店でパン作りに勤しんだり、咲のソフトボールを応援しにいった時は咲の顔のパンを作ったりしていた。
劇中でメロンパンを感慨深そうに食べるシーンがあったことから、ファンの間では「メロンパンが大好き」という二次設定が定着している(劇中ではそこまで固執していない)。
ちなみに、最終回で満が自作したパンの中にはメロンパンが紛れている。
プリキュアオールスターズDX2には久々に声付きで出演した(DX3までモブ出演はしている)。
姿
戦闘形態
戦闘ではプリキュアに劣らない肉弾戦に加えて、赤い光弾を放つ。薫の力と合わせることで特大の光弾を撃つことも可能。
後半戦において、ゴーヤーンが復活幹部に与えた、精霊の力を無力化する滅びの鎧を破壊する力を持つため、幹部戦では彼女達の助力が不可欠だった。
満・月フォーム
ムープの月の力を受けて特別に変身を果たした満の姿。
詳しくは該当記事にて。