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概要

「プリキュアオールスターズ」とは公式サイドが使用している言葉で、作品の枠を超えてプリキュアたちを総称する呼び方である。

プリキュアシリーズの玩具の中には、作品のタイトルではなく「プリキュアオールスターズ」というブランドで作られているものもいくつかある。


作品内でプリキュアとされているキャラクター全員が「プリキュアオールスターズ」の枠組に入れられるわけではない。各TV作品でメインキャラとして扱われている戦士のみがプリキュアオールスターズの一員とされる。

ここでいうメインキャラとは、作品内でのメイン主人公と同じチームのプリキュアで、仲間になった後は毎話登場するキャラたちを意味する。要するに、バンダイで低年齢向けの玩具展開がされるプリキュアのことである。

そのため、単話のゲストキャラだったり故人だったりするプリキュアはオールスターズには入れられないのが通例である。

逆に、テレビシリーズでは「プリキュアではない変身戦士」とされていたキャラクターでも、玩具展開がプリキュア同様にされているならプリキュアオールスターズの枠組みに入れられている。


2024年時点で、「プリキュアのTV作品でメインキャラとして扱われたキャラクター」の数は、キュアリリアンまでで82人となる(リストは下記)。


劇場版限定プリキュアの扱い

キュアエコーキュアモフルンなどの劇場版限定プリキュアをオールスターズとしてカウントするのか、単話のゲストキャラとして扱うのかは公式の中でも揺れがある。

キュアエコーは該当項目に詳しいが、その時点でのオールスターズが全員出演する企画でも外されるケースがたびたびあったため、プリキュアファンの中でも「オールスターズ時空におけるゲストキャラ」みたいな認識が強いようだ。

キュアエコーの扱いが微妙なのは玩具販促のしにくさなどが絡んでいると思われるのだが、制作関係者の中にはキュアエコーに思い入れがある人も多く、『映画プリキュアドリームスターズ!』発表を受けてキュアブラック役の本名陽子はTwitterでオールスターズの人数を「数え方は色々あるがキュアエコー含めて50人」と発言した。これはその時点までの「プリキュアのTV作品でメインキャラとして扱われたキャラクター」の数が49人で、それにキュアエコーを含めた数になる。

一方、シリーズ産みの親である鷲尾天プロデューサーは同時期の制作発表のコメントで「キュアエコーとキュアモフルンを含めて51人」とさらに踏み込んだ発言をしている。

実際、キュアモフルンは「プリコーデドール」や「キュアフレンズぬいぐるみ」などの子供向け人形玩具にラインナップされているキャラなので、他の作品の単話のゲストプリキュアたちとは異なる立場なのは確かである。なお、この2種の玩具は違う作品のプリキュアの人形同士を混ぜて遊んだり一緒にコレクションすることを推奨しているシリーズである。つまりはプリキュアオールスターズという枠組みが意識された玩具ということである。そしてこれらの玩具にキュアエコーはラインナップされていない。プリキュアのメインキャラとは玩具販促に関わるキャラであるという現実的な視点にたてば、エコーをオールスターズと扱うならモフルンはもっとオールスターズにふさわしいという見方は確かにできるだろう。もっとも、エコーも公式ショップ「プリティストア」でのグッズも少しずつは出るようになってきている。


また、権利的なハードルがあると考えるファンも多い。

映画版は製作委員会方式をとっており、テレビシリーズとは版権の扱いが異なるため、委員会参加各社の許諾が必要となり、さらに「映像画像としての扱い」や「グッズ等の扱い」など分野ごとに版権使用の条項が異なるのではと思われる。


エコーの場合、過去にプリキュア10周年おめでとうメッセージ田中裕太氏がどさくさに紛れてコンテは切っていたものの、やはり大人の事情でお蔵入りとなったと語っており、これもこうした版権の扱いが一因と考えられる。


根拠の一つとしてはエコーとキュアモフルンの扱いが異なる点が挙げられている。

プリキュアシリーズ公式LINEアカウントで、このアカウントにプリキュア名を送信すると「(作品名)に登場するプリキュアだよ!」と返ってくるのだが、反応対象となるプリキュアはレギュラー+キュアエコーとなっており、キュアモフルンは対象外(送信しても挨拶が返ってくるだけ)となっている。

漫画版作者の上北ふたご氏もキュアエコーは大丈夫だが版権の都合上Twitterではキュアモフルンのイラストを掲載できないと証言しており最新では2023年3月も同様のツイートをしている。


なお、このこともあり事実上、テレビ版オールスターズとなった『HUGっと!プリキュア第37話ではキュアエコーやキュアペコリン、他の番外戦士は顔出しだったのが、キュアモフルンのみ足だけ映し出された状態だったためファンの間では権利上の問題という説も根強いが本作に参加した田中氏曰く顔を出しても問題はなかったとのこと。

氏はキュアモフルンの方で監督を務めており、「100年に一度の奇跡で誕生した」という特殊性を尊重したのだと思われる。


現状公式でエコーやキュアモフルンの権利的な問題に具体的に触れたケースはないと思われるため、本記事内についてはほとんどがファンの憶測の域を出ていない。


プリキュアオールスターズの共演映画

「歴代のプリキュアオールスターズが作品の枠を超えて共演する長編映画」というのがいくつか存在している。それらは例外もあるが、ほとんどは春休みの時期に公開がされていた。

2009年から2016年までに作られた春休みの映画では「プリキュアオールスターズ」の枠組みに入れられた歴代プリキュアが全員勢揃いしており、映画タイトルには必ず「プリキュアオールスターズ」とつけられていた。

詳細は→ 映画「プリキュアオールスターズ」


2017年からはプリキュアオールスターズ全員の共演はなくなり、出演するプリキュアは最新チームから2代前のチームまでのオールスターズメンバーからの抜粋となっていた。

詳細は→ 映画「プリキュアスターズ」


2018年秋では映画『HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』の公開が発表され、オールスターズメンバー全員が約2年半ぶりに一堂に会することとなった(ただし、メインキャストになるのは初代とハグプリの2チームである)。


なお、プリキュアの映画は共演映画だけではなく、その年の放映作品の単体長編も毎年制作されている。

長らく、その年の放映作品の単体映画に過去のプリキュアが登場することはなかったのだが、2017年度の『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』からはその慣例が破られ、「その年の放映作品のチームと過去作品のプリキュア1作品のチームがコラボレーションする」ことがしばしば行われている。

このことから、単体映画と共演映画の差別化が曖昧になってきており、2021年度からは共演映画としての名目での制作が休止されている。

この辺りは個々の作品ごとの事情もあるが、『魔法つかいプリキュア!』と『キラキラ☆プリキュアアラモード』の時期のインタビューなどからプリキュアオールスターズ等についての模索や再検討が行われたと思われ、2023年現在はプリキュアオールスターズの名が使われる映画は周年企画という形になっている。


映画作品一覧

共演映画としての名目で制作されたもの

2008年11月8日ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ※1
2009年3月19日プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!
2010年3月20日プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!
2011年3月19日プリキュアオールスターズDX3 未来に届け!世界をつなぐ☆虹色の花
2011年7月31日プリキュアオールスターズDX 3Dシアター※2
2012年3月17日プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち
2013年3月16日プリキュアオールスターズNewstage2 こころのともだち
2014年3月15日プリキュアオールスターズNewstage3 永遠のともだち
2015年3月14日プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪
2016年3月19日プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!
2016年12月23日みんなあつまれ!プリキュアフェスティバル プリキュア ON ミラクル♡マジカル☆ステージ※3
2017年3月18日プリキュアドリームスターズ!
2018年3月17日プリキュアスーパースターズ!
2018年10月27日映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュアオールスターズメモリーズ
2019年3月16日プリキュアミラクルユニバース
2020年10月31日プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日
2022年9月23日わたしだけのお子さまランチ※4
2023年9月15日プリキュアオールスターズF

※1: 映画「Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪」と同時上映された短編映画で、プリキュアシリーズ5周年を記念して製作された。(上映時間約5分)「プリキュアオールスターズDX」の原型で、「無印」~「5GoGo!」までの11人のプリキュアが参加。

※2: 2011年の夏休み~イベント等で上映された3DCG短編映画。(上映時間約12分)特にストーリーは無く、「無印」~「スイート」のキュアビートまで(キュアミューズは未参加)の総勢22人のプリキュアが、モーションキャプチャーによるフルCGアニメでダンスを披露する。

※3: DMM VR THEATERで2016年12月23日から2017年1月29日までの期間限定でイベント上映された3Dホログラフィックライブ。リアルなステージ上で立体映像のプリキュアがダンスを披露するエンターテイメント。

※4:映画「デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!」と同時上映された短編映画で、「スター☆トゥインクル」~「デリシャスパーティ」までの18人のプリキュアが参加。


特定作品の単体映画に過去作品1つがコラボレーションしたもの


プリキュアオールスターズ一覧

Noの欄についている数字は登場プリキュアをカウントした数だが、公式では数えられていない。

オールスターズ映画におけるオリジナルプリキュアについてはEXを付け、登場順に番号を振っている。


「初参加作品」の欄は、プリキュアオールスターズの全員もしくは一部が共演する映画での初演を掲載している。

オールスターズ選外のプリキュアも含めたリストについてはプリキュア戦士一覧を参照。


※シャイニールミナスは、TV本編中では「プリキュアではない変身戦士」とされていた。



Noプリキュア声優初登場
6キュアドリーム三瓶由布子ちょ~短編
7キュアルージュ竹内順子ちょ~短編
8キュアレモネード伊瀬茉莉也ちょ~短編
9キュアミント永野愛ちょ~短編
10キュアアクア前田愛ちょ~短編
11ミルキィローズ仙台エリちょ~短編

※ミルキィローズは、TV本編中では「プリキュアではない変身戦士」とされていた。



※前作のDX2でも、モブキャラ扱いで出演している





※NS3ではセリフなしで先行登場したため、本格的に登場したのは『春のカーニバル』からである。


Noプリキュア声優初参加作品
38キュアフローラ嶋村侑春のカーニバル
39キュアマーメイド浅野真澄春のカーニバル
40キュアトゥインクル山村響春のカーニバル
41キュアスカーレット沢城みゆき奇跡の魔法


Noプリキュア名声優初登場作品
45キュアホイップ美山加恋ドリームスターズ
46キュアカスタード福原遥ドリームスターズ
47キュアジェラート村中知ドリームスターズ
48キュアマカロン藤田咲ドリームスターズ
49キュアショコラ森なな子ドリームスターズ
50キュアパルフェ水瀬いのりスーパースターズ

Noプリキュア声優初登場作品
51キュアエール引坂理絵スーパースターズ
52キュアアンジュ本泉莉奈スーパースターズ
53キュアエトワール小倉唯スーパースターズ
54キュアマシェリ田村奈央オールスターズメモリーズ
55キュアアムール田村ゆかりオールスターズメモリーズ


Noプリキュア声優初登場作品
61キュアグレース悠木碧ミラクルリープ みんなとの不思議な1日
62キュアフォンテーヌ依田菜津ミラクルリープ みんなとの不思議な1日
63キュアスパークル河野ひよりミラクルリープ みんなとの不思議な1日
64キュアアース三森すずこわたしだけのお子さまランチ

※『ミラクルリープ』では、公開延期の影響により、本編前の鑑賞上の注意のみ登場していたが、本格的な登場は上記の通りである。


Noプリキュア名声優初登場作品
65キュアサマーファイルーズあいわたしだけのお子さまランチ
66キュアコーラル花守ゆみりわたしだけのお子さまランチ
67キュアパパイア石川由依わたしだけのお子さまランチ
68キュアフラミンゴ瀬戸麻沙美わたしだけのお子さまランチ
69キュアラメール日高里菜わたしだけのお子さまランチ

Noプリキュア名声優初登場作品
70キュアプレシャス菱川花菜わたしだけのお子さまランチ
71キュアスパイシー清水理沙わたしだけのお子さまランチ
72キュアヤムヤム井口裕香わたしだけのお子さまランチ
73キュアフィナーレ茅野愛衣わたしだけのお子さまランチ

Noプリキュア名声優初登場作品
74キュアスカイ関根明良オールスターズF
75キュアプリズム加隈亜衣オールスターズF
76キュアウィング村瀬歩オールスターズF
77キュアバタフライ七瀬彩夏オールスターズF
78キュアマジェスティ古賀葵オールスターズF


  • 幻のプリキュア
Noプリキュア名声優初登場映画
EX1キュアエコー能登麻美子NS1
EX2キュアシュプリーム坂本真綾オールスターズF
EX3キュアプーカ種﨑敦美オールスターズF

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東映アニメーション プリキュアオールスターズDX 映画「プリキュアオールスターズ」

にあ・れい ひろ・かねこ オリジナルプリキュア マイプリキュア


プリキュア悪役オールスターズ

「DX2」ではボトムによって復活した敵幹部(「MaxHeart」~「フレッシュ」)が、「DX3」では「オールスターズ」ではない、単独劇場版のラスボス(の姿を模してブラックホールが再現した敵・「MaxHeart」~「ハートキャッチ」)が、「奇跡の魔法!」ではTV本編の最強の敵(の姿を模して魔女ソルシエールが再現した敵・「MaxHeart」~「Go!プリンセス」)が共闘し、プリキュアオールスターズに相対した。

「DX2」「DX3」「奇跡の魔法!」に限らず、各「プリキュア」の悪役・敵役が、その枠を超えて共存・共演するイラストにも、タグとしてつけられる。


チーム別タグ

(公式公認チーム)

ピンクチーム ブルーチーム イエローチーム

(その他のグループ)

キリがないのでプリキュア戦士派生タグ一覧を参照。


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