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仙人モードの編集履歴

2015-01-02 23:03:58 バージョン

仙人モード

せんにんもーど

漫画・アニメ『NARUTO -ナルト-』に登場する忍が仙術を使うための変身形態。

概要

仙人モードは自身の精神エネルギーと身体エネルギーを練りこんで発動する忍術に対し、外から自然エネルギーをさらに加えることで新たな「仙術チャクラ」を作り使用する仙術を使うためのモード。仙人モードになると目の周りにできる隈取りは仙人の証。

「動かないこと」を基本とし自然と一体になることで自然エネルギーを取り込み仙術チャクラを練るのだが、このコントロールができなければ過剰に流れ込んだ自然エネルギーに肉体を侵食されて蛙になってしまう。ナルトはこれを利用してチャクラを吸い取るペイン餓鬼道を蛙化させて撃退している。

本来は時間をかけて自然エネルギーを感じ取れるようになるところから初めていくのだが、ペイン襲撃に備えて時間のなかったナルトはフカサクの手伝いもあって、妙木山の蝦蟇油と影分身による修行法によって短期間でマスターした。


仙人モードの欠点

膨大な自然エネルギーを利用することで忍術、幻術、体術の全てを強化することのできる仙人モードだが、自然エネルギーを集めるためには「動くな」が鉄則で、走ったり跳んだりと動きの絶えない戦闘中に自然エネルギーを集めることはできない。

さらに仙人モードの持続は5分程度が限界のため、あらかじめ仙人化しておいたとしてもその間に敵を倒せなければ仙術なしで戦うか、再び仙人モードに入るためには全くの無防備状態で自然エネルギーを集める必要がある。


仙人モードを使う忍

自来也

作中初めて仙人モードを使用したが、自来也の仙人モードは完璧ではなく少し蛙化してしまっていた。仙人モードで戦闘する際は両肩に妙木山の二大仙人(仙蝦蟇)シマ・フカサク夫婦を乗せて自然エネルギーを集めてもらっていた。

自来也(仙人モード)


うずまきナルト

自来也以上に仙人モードをマスターし、全く蛙化せずに自然エネルギーを集められるようになった。ナルトも戦闘中はシマとフカサクが両肩に乗る予定だったが、ナルトに封印されている九尾のチャクラに弾かれ融合することができなかった。

しかし「影分身を解くとその経験はオリジナルに還元される」という特性を生かし、あらかじめ影分身しておくことで分身体に自然エネルギーを集めさせるというナルトならではの方法を編み出した。

また、この原理を利用し、予め分身体に仙術チャクラをプールして待機させておくことで、仙術チャクラの臨時補給や変身持続時間の延長を戦闘中に行う方法も確立している。

ただし分散したチャクラコントロールが難しくなるため、出せる影分身の数が通常よりも少なくなってしまうというデメリットもある。

うずまきナルト参上だってばよ!


薬師カブト

竜地洞に住む白蛇仙人のもとで修業した結果、ナルトのものとは異なる蛇の仙人モードを体得した。「動くな」のデメリットに対する対応策は特に明かされていないが、カブトは大蛇丸や音の五人衆の細胞を体に取り込んでおり、更に自然エネルギーを取り込む重吾の特異体質を利用した呪印も開発している事から、重吾の細胞も取り込み、更に大蛇丸同様、柱間細胞も取り込んでいたと思われる。

らくがき(改)

(イラスト一枚目)


初代火影千手柱間

修験地は明らかにされていないが柱間も仙人モードを使えることが明らかになっている。こちらも「動くな」のデメリットに対する対応策は明かされていないが、柱間の細胞を取り込んだだけで肉体が大幅に強化されるくらいなので柱間だけは特別なのかもしれない。

後に陣の書にて、柱間は瞬時に自然エネルギーを集められることが明かされた。

初代火影


四代目火影波風ミナト

師の自来也・息子のナルトと同じく使用でき、蛙化せずに使うことができるが、2人とは違い自然エネルギーを集めるのに時間がかかり過ぎる上に長時間維持することができず苦手としており、実戦で使うことはほとんど無かったという。


六道仙人モード

bijuu dama

後にナルトは、九体の尾獣のチャクラを全て宿したことで、精神世界で六道仙人と出会い、彼の力を授かったことにより、より強力な『六道仙術』を会得する。


キャラクターデータブック『陣の書』によれば、この術を会得するには、「如何なる苦難にも向かって行く鋼の信念」 「諦めを知らない根気強さ」 「巡る輪廻と運命の導き」 が必要とされ、会得した者はあらゆる命の流れを悟り、世の成り立ちを達観し、理を違えること無く交流し味方につけることができる。この術は忍が選び体得するのではなく、術が忍を選ぶという。


この術を会得したナルトは、十尾人柱力となったうちはマダラと互角以上に渡り合えるようになる。


余談

第四次忍界大戦編において、マダラが柱間の仙術チャクラを奪っていたことから、六道仙術は仙人モードを会得した者だけが使用できるとされ、マダラの前に十尾人柱力となったうちはオビトや、劇場版作品『THE LAST』において、黒幕の大筒木トネリ転生眼を開眼後に六道仙術らしき能力を使っていたことから、彼らも仙術が使えたのかもしれない。


関連タグ

NARUTO ナルト ミナト 自然

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