概要
SDライダーの企画の一つ。
「仮面ライダー倶楽部」の名が冠せられた作品は、1988年に発売されたファミコン専用アクションRPG『激突ショッカーランド』と1993年に稼働が開始したアーケードゲーム『バトルレーサー』の二つ。pixivでは前者のイラストが多い。
激突ショッカーランド
あらすじ
仮面ライダー撃滅を狙うショッカーは、照射したもの全てをSDにしてしまうSD光線を発明するが、間違えて自分たちもSD化してしまう。SDキャラにされてしまった仮面ライダーたちは、元の身体に戻るため、ショッカー帝国へと乗り込む…。
システム
このゲームは凄い。どこが凄いのかというと、なにもかも金が全てという斬新なシステムだからだ。アイテムを買うにも金、仲間を増やすにも金(傭兵かよ)、挙句の果てにはステージをクリアするのに手数料を取られる。
フィールド画面では普通のアクションゲームのように多彩な動作で(操作性はさておき)自在に動き回るが、敵シンボルとエンカウントするとバトル画面に変わる。
バトルでは敵怪人とポコポコぶつかり合うという紙相撲のようなシステムを取っており、壁際まで追い込んで叩きつけると倒せる。逆に、壁際に追い込まれて殴られると殺される。これがホントの壁ドンである。
このゲームの酷い点はセーブ、パスワード機能が一切ないという点であり、コンティニューは裏ワザ扱い。そのくせイカサマ使って2時間、通常では20時間以上のプレイ時間がかかるいわゆるムリゲーとしても名高い。