概要
宮内れんげとは、漫画『のんのんびより』に登場する、旭丘分校に通う小学生。
宮内家の三女で教師の宮内一穂の妹。
周囲からのあだ名は「れんちょん」。
プロフィール
人物像
薄い色の紫髪をツインテールにしており、小鞠と同じように頭に双葉のようなアホ毛があるが、彼女のそれは毛と言うよりは房レベルの巨大なもので、遠目に見ると頭から噴水が出ているようにすら見える。目は赤色。
身長は139cmで、2012年の小5女子(身体測定を行うのは4月)の平均身長とほぼ同じで、同じ1年生の女子の平均身長と比べると20cm以上高い。
ただし、作中で140cm未満とされる小鞠よりも明らかに背が低く描写されている。
もっとも、身長139cmという情報の出所は原作5巻に収録の初期設定集であり、そこにはれんげがもともと小学4年生だったとも記してあるので、身長139cmはあくまでも初期設定段階のものなのかもしれない。
話す時、語尾に「のん」「○○なのん」「○○なんな~?」という語尾を多用するのが口癖(小鞠の描写からこの地方の訛りの模様)。
挨拶代わりに発する「にゃんぱすー」など、意味不明な発言が多い。ほかにも飼っているタヌキに「具」という名前をつけるなどの独特のセンス、冷めた顔で「ホント笑わせてくれる…」など小学1年生らしからぬ発言をする、トラブル時の冷静かつ論理的な状況分析力、歳の割にやたら力が強いなどシュール要素満載な子。いつも半目に三角口で、無表情だが好奇心は旺盛。両手を上げる癖がある。
絵を描くのが上手く、この歳にして前衛的なイラストを描き、コンクールで表彰された経験がある。ただし本人が芸術だと思って描くものは少々怪奇でグロテスク。
また成績も優秀でオール5をとったこともあり、高速で脳内足し算をして掛け算九九を言うという驚くべき才能の持ち主。
前述の通り、かなり独特なセンスで我が道を行く奇才タイプに見えるが、一方で子供ながらにやたらと聞き分けがよかったり、しっかり者だったりもする。子供という立場を使ってわがままを言う際のTPOを確実に把握している様子。末恐ろしい小学一年生である。
夏休みに仲良くなった石川ほのかとのエピソードや飼っていた小動物の死など、世の中の色々なことを経験して成長していく姿が描かれるため、同作の中学生よりもジュブナイルを体現しているキャラでもある。
ピーマンが大の苦手で、好物はカレー。
カレーの味は赤ん坊のときに多大な犠牲を払って覚えた。
ツインテールを止めているリボンは姉・ひかげのお下がりで、赤ん坊の頃世話をしていた加賀山楓に付けてもらって以来未だに使い続けている。
れんげは楓に実の姉よりも懐いており、楓もれんげにだけは甘い。
また、「なっつん」こと越谷夏海とは波長が合うようで、一緒に行動することが多い。