概要
MOTHERシリーズは、任天堂が開発・発売していたRPGシリーズ。
2013年までに3作が発売されており、この3部作を持って完結している。そのため、続編が作られる予定はない。
糸井重里がゲームデザインを手がけた。
彼が手がける独特のユーモラスな(かつ大量の)テキスト、すっとぼけたキャラクターや世界観、そしてそれらの上で繰り広げられる壮絶かつ壮大な物語が特徴。
3作でそれぞれ趣きがかなり異なるが、PKと呼ばれる超能力者の少年が冒険する物語という点は共通。
糸井によると、マーケティングの上に成り立った大作RPGを“父性的”なゲームと位置づけ、それらに対するアンチとして、マーケティングから敢えて外れ、美麗なグラフィックと壮大な世界観ではなくプレイヤーに想像の余地を多く残すゲーム=“母性的”なゲームを目指したという。
それまでのRPGとはかけ離れた世界観や雰囲気に魅了されたプレイヤーが多く、伊集院光や柴咲コウなど、著名人にもファンが多い。
MOTHER
1989年発売。ファミリーコンピュータ専用ソフト。
後に『MOTHER1+2』としてゲームボーイアドバンスに移植。
2015年には未発売のNES版を含め、WiiU向けにバーチャルコンソール版が配信された。
主なキャラクター
- ギーグ
MOTHER2
1994年発売。スーパーファミコン専用ソフト。
後に『MOTHER1+2』としてゲームボーイアドバンスに移植。
2013年にはWiiU向けにバーチャルコンソール版が配信された。
主なキャラクター
MOTHER3
2006年発売。ゲームボーイアドバンス専用ソフト。