概要
1.勇者王ガオガイガーおよび勇者王ガオガイガーFINALの勇者ロボ。
2.その他作品
ココでは、主に勇者王ガオガイガーの氷竜について記載する。
氷竜とは
GGG機動部隊所属のビークルロボ兄弟の長兄。炎竜は立場的に一つ下の双子の弟にあたり、彼と共に合体ビークルロボ『超竜神』を構成する。
人間とほぼ変わらない高度な自我と感情を持つ『超AI』を搭載しており、炎竜の超AIと共に六ヶ月もの間主要スタッフの手による情操教育を受けた。ちなみに氷竜が『双子の兄』となった理由は、起動時の早さが炎竜よりも5秒早かったからである。一人称は「私(わたくし)」。長兄らしく真面目で冷静、礼儀正しい性格であり、兄弟たちの取りまとめ役でもある。しかし、ときどき天然ボケをかまして炎竜に突っ込まれることもある。ネーミングセンスが微妙に昭和チック。
消防車のはしご車に酷似したビークルマシン形態から、ビークルロボ形態へとシステムチェンジする。ビークル形態は主に高速移動や人命救助の際に利用され、ロボ形態は戦闘時に変形することが多い。その名の通り冷却効果を持つ武装を搭載している。戦闘よりも人命救助やガオガイガーの支援を重視した設計であるためか、攻撃能力は低め。また、炎竜とのシンパレートが90%以上に達すると超竜神へのシンメトリカルドッキングが可能となり、これが彼らの本領発揮となる。
しっかり者の長男であるからか、それなりに扱いは悪くない。しかし、『最強勇者ロボ軍団』の歌詞内において2番目に登場するなど少々影が薄い。
基本データ
形式番号:GBR-2
全高:20.5m
全幅:10.5m
重量:240t
最大出力:300000馬力(225000kw)
推進力:1000t
最大走行速度:300km/h
内蔵タンク総量:55t
内蔵GSライド:機密
装備
- パワークレーン
ビークル形態では、人命救助用の伸縮梯子として機能する。ロボ形態では腕に装着され、接近戦用のトンファーとなる。
- フリージングガン
ロボ形態時の腕に装備されている。青いエネルギー弾を撃ち放ち、被弾した箇所を凍り付かせる。この武器自体の攻撃能力は低いものの、相手の動きを止めたり、凍り付かせた箇所に物理攻撃を加えることで威力を高めると言った応用が可能。消火作業など人命救助にも利用される。
- フリージングライフル
パワークレーンが銃身となっている。フリージングガンより射程と出力に優れる。
- チェストスリラー
胸部が展開され、冷風を吹き出す。出力を調整することで広範囲の消火作業へも転用可能。
特殊装備
- ペンシルランチャーブルー
支援用の特殊武装。敵の動きを封じる硬化弾やネット弾などの特殊な弾頭を発射することが可能。