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こんごうの編集履歴

2015-10-09 07:21:45 バージョン

こんごう

こんごう

本項目では海上自衛隊のイージス護衛艦「こんごう」について説明する。

概要

DDG-173「こんごう」は、海上自衛隊が運用しているこんごう型ミサイル護衛艦イージス艦)1番艦。

艦名は大阪府奈良県にまたがる金剛山にちなむもので、日本の艦艇名としては3代目にあたる。

初代「金剛」は日本海軍初のコルベット艦、2代目「金剛」は同海軍初の超弩級(巡洋)戦艦。3代続けて日本の海の守りのパイオニアである。


海上自衛隊が初めて装備したイージス艦にして、米海軍以外で運用される初めてのイージス艦として1991年に進水、1993年に竣工し、佐世保基地を定係港とした。

翌年には環太平洋合同演習リムパックに参加したが、その後のリムパック参加はない。

現在は、第1護衛隊群第5護衛隊に所属、定係港は変わらず佐世保である。


なお、本艦の設計はアメリカ海軍以外で初めてということもあって、多くを米軍のアーレイ・バーク級に負うている。しかし船体設計は郡司令部としての機能も集約した結果、アーレイ・バーク級とは似ても似つかない巨大な艦橋を有することとなった。その出で立ちから、ジェーン海軍年鑑に日本海軍で活躍した「高雄型重巡洋艦を建造中」とまで書かれたほどである(これに関しては姉妹艦に「ちょうかい」が、次級に「あたご」が出てしまったのであながち間違いではなくなってしまったのだが・・・)。


こんごうの姉妹艦「こんごう型護衛艦2番艦・きりしま

きりしま

こんごうの姉妹艦「こんごう型護衛艦3番艦・みょうこう

イージス

こんごうの姉妹艦「こんごう型護衛艦4番艦・ちょうかい

イージス艦


おまけ

こんごうが似ていると言われてしまった「高雄型重巡洋艦2番艦・愛宕」

高雄型重巡洋艦「愛宕」(2)(再投稿)


余談

「金剛」~「こんごう」は3代とも海外製もしくは海外由来の設計で、尚且つ日本海軍の2隻と海自の1隻とで母国が異なるという非常に珍しい名称である。

ただ、建造の際イージスシステムをリバースエンジニアリングしないことを米軍に確約しておきながら、実際には日本に到着したイージスシステムを速攻NECのエンジニアに分解させて米国からしこたま怒られた。


関連イラスト

こんごう型護衛艦


自衛艦これ風金剛デース

かん娘

左の絵はオリジナル艦娘。


関連タグ

こんごう型護衛艦 こんごう型

あたご型:「あたご」「あしがら」の2隻とも本艦と同じく三菱長崎で建造された。2番艦「あしがら」は「こんごう」と同じく佐世保基地を定係港にしている。


金剛(艦隊これくしょん)/金剛改二 ダイヤモンドバスト

愛宕(艦隊これくしょん) 足柄(艦隊これくしょん)/足柄改二

曙(艦隊これくしょん)-秋月(艦隊これくしょん):いずれも佐世保基地を母港とする新むらさめ型護衛艦の4代目「あけぼの」、新あきづき型護衛艦の3代目「あきづき」が、「こんごう」と同じ第1護衛隊群第5護衛隊に所属している。「あきづき」は本艦と同じく三菱長崎生まれ。

鳥海(艦隊これくしょん)/鳥海改二:海自では同じ「こんごう」型の4番艦となった「ちょうかい」が、同じく佐世保基地を定係港にしている。なお建造先は石播東京で、「こんごう」型どころか海自のイージス艦6隻で唯一、三菱長崎以外で建造された(「ちょうかい」の記事も参照)。


日本海軍金剛 - 愛宕 - 金剛型戦艦

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