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PfeiferZeliskaの編集履歴

2015-12-29 20:09:27 バージョン

PfeiferZeliska

ぷふぁいふぁーつぇりすか

オーストリアが創った世界最強の拳銃。

Pfeifer Zeliskaとは、オーストリアで製造された世界最大の拳銃である。うん。世界最大ではあるんだな一応…


とりあえず、これを見てくれ

これがPfeifer Zeliskaのスペックだ。

正式名称Pfeifer Zeliska Revolver(プファイファー ツェリスカ リヴォルヴァー)
全長550mm
全高210mm
最大幅69mm
重量6.0kg
銃身長335mm
サイト長440mm
弾丸.600 N.E.、.458 Win.Mag.

どう思う?


お分かりいただけたであろうか?

55cmというハンドガンとしてあるまじき全長(あのM500でさえも38cm)であり、普通15cmいくかどうかのハンドガンで21cmという全高、更に6kgという拳銃にあるまじき重量(L85ですら5kg以下)。


そして極めつけは弾丸の600NE弾

600NE弾は、ライフル弾である。しかもそのライフル弾の中でも、特に破壊力の高い銃弾で、リアルに頭蓋骨を砕き、初期(WW2以前)の装甲車の装甲ぐらいなら軽くぶち抜く凶器である。


拳銃なのにライフルの弾を使うこの仕様は、バイオで言えばハンドガンのジャンルの武器が「ハンドガンの弾」ではなく「ライフルの弾」を使うというバグ同然の事がおきているのである。事実は小説よりも奇なりとはよく言ったものである。通常の600NE弾は反動が強すぎるため、火薬の量を減らした減装弾を使っているが、それでも発射時の反動も相当なものになっているので、手持ちでの射撃は難しい。バイポッドやトライポッドに固定すること、または匍匐姿勢で土嚢に乗せるなどが求められる。


オーストリアは「世界最強の威力」を求めるあまり、拳銃の概念を忘れてしまっているのだ。

しかも規格外な仕様ゆえ完全オーダーメイドという形をとっているが、試作品ではなくきちんとした製品である。


一部の専門家からはハンドキャノンと分類され、とうとう拳銃のカテゴリから外されている

もはやリアル版「作者は病気」である。どうしてこんな銃つくったんよ?

本当にどうしてこうなった


ある意味、人間の発想の伸びゆく可能性を垣間見る一品である。


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