概要
『Fate/strange Fake』の『偽りの聖杯戦争』に参加した、2人目の弓兵のサーヴァント。
小説版第2巻で初登場。カジノホテルの最上階に居たギルガメッシュとティーネ・チェルク達を強襲した。
人物像
その外見は、身長2mを超す長身で痩せ形の男性。肌は濃い色の染料で染められており、何らかの紋様が白い染料で描かれている。
最も特徴的なのは頭から体までを包む柄付きの長布で、顔のパーツは耳周りぐらいしか見ることが出来ず、前述の白い模様も布でその大部分が隠れている。
なお上半身はこの布しか纏っておらず、小説版第2巻の地の分は彼の外見を「一見すると何かのホラーゲームに出てきて主人公を追い回しそうな格好をした男」と述べている。
ギルガメッシュとの初戦闘時において、彼のマスターであるティーネばかり狙撃したり、これまでの「Fateシリーズ」でほぼ例外なく"強者"として扱われてきた彼のことを「弱い」と評したりと、挑発的な言動を繰り返している。
ちなみに、彼と同じ宝具を持つ少女(真ライダー?)は彼のことを「外道」と評している。
能力
20km以上離れた場所から相手を正確に狙撃したり、1度目の狙撃を防いだギルガメッシュの自動防御宝具を2度目の狙撃で掻い潜るなど、狙撃手として卓越した技量を持つ。
また、放つ矢についても音速を超える速度と英霊ですら脳天に直撃したら上半身を吹き飛ばせる程の威力を持つ。
更に、王の財宝での数十発の宝具を左手に持った弓を振り回して簡単に凌ぎ、その後の数千発にも及ぶ全方位斉射も何らかの方法で無傷で凌ぎきる等、色々と規格外な実力の持ち主。
なおティーネ曰く、ステータスの合計値はギルガメッシュを上回るらしい。
宝具
- 謎の布地(正式名称不明)
詳細不明。嘗て神が使用していたと言われても過言では無いほどの濃い神気を纏っている。
なお、使用している弓矢が宝具かどうかは不明。
余談
『strange Fake』の作者である成田良悟氏曰く、彼は"ギルガメッシュに対抗可能な理由がちゃんと存在する英霊"らしい(小説版第2巻"あとがき"より)。