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獅子咆哮弾の編集履歴

2016-05-16 22:02:05 バージョン

獅子咆哮弾

ししほうこうだん

「らんま1/2」に登場する技のひとつ

概要

 作中にて響良牙が習得した技。ちなみに元々は土木作業用の技らしい。

 技そのものはいわゆるかめはめ波波動拳のような、特に珍しくも無いエネルギー放出型の技である。

 手の中に「重い気」を凝縮させ、相手に発射する。

 ただし、この「重い気」とやらがクセモノ。


出し方

 嫌なことを考えたりして「気が重く」なれば撃てます。ね、簡単でしょ?


 ……つまり、完全に使用者のその時の気分に左右されてしまう技なのである。

 技がクリーンヒットするなどして「気が軽く」なれば威力は落ちるばかりか最悪撃てなくなるし、食らって気分を害された方はより高威力のものを撃てるようになる。

 いきおい、互いにより「重い気分」を得ようとするようになってしまい、これが「互いに坂を転げ落ちる獅子の如く」と形容され、不幸を呼ぶ禁じ手ともされている。

 もっとも、基本的にネガティブ思考かつ不幸体質な良牙にとっては、割と相性の良い技ではある。


派生?技

 実はこの技に関わってくるのは「重さ」だけではない。

 作中で早乙女乱馬が良牙に次いでこれを会得しようとするが、元々自信家の彼ではなかなか上手くいかない。終いにはどうしたらいいかわからず「気が進まなく」なったり、横で余計なことされて「気が散った」り、あげく「気の迷い」を起こしてでたらめに飛んだ弾に自分が吹っ飛ばされてしまう。


 ……と、ここに来て乱馬は自分なりの技の使い方に気づく。

 そう、単純な話、強気になれば「強い気」が撃てるのである。

 彼はこれを猛虎高飛車と名付け、良牙と打ち合った。

 結果は互角。流石である。

 もっともその後は下記の「完成型」に怯んだためか「弱気」になって威力は落ちてしまうのだが。

 優勢で無ければ撃てないとすれば、あまり使い勝手は良くなさそう。


完成型・獅子咆哮弾

 この技には「完成型」と称される使い方があるが、これは上記説明のそれとは全く別物であり、溜めた重い気を上空に放出し、「気を落として」落下させ、「気が沈んで」周囲にめり込むほどの超重量をぶつける技となる。

 当然、使用者もそれに巻き込まれるはずだが、当人は放った直後に「気が抜けて」しまうため、放った気はすり抜けてダメージを受けずに済むという……無茶苦茶な話だが、そうなんだから仕方が無い。

 なお、当然ながら使用者を気づかせれば諸共ダメージを食らわせることは可能。


余談

 この技を良牙に伝授した人物は二~三頭身ほどのやたらニコニコした土木作業員のおっさんである。

 どー見てもそんな「重い気」が撃てそうには見えない。どういうことなの……

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