CV:宝亀克寿
概要
吉良瞳子の父親で、吉良財閥会長。同時にエイリア学園創設者であり、またの名を「エイリア皇帝陛下」(ただしそう発言していたのは影山のみ)。
大仏のような顔をしており、温厚そうに見えるが目的のためなら手段を選ばないという信念をもっている。
もう一人、実の息子であった吉良ヒロトが留学先で亡くなる過去をもっており、更に独自に捜査すると加害者が政府関係者の息子だったことから「事故」として犯罪を揉み消されたため、息子を奪った世界に復讐をしようと決意する。
財前宗助が首相に就任する前に当時の政府と裏取引を交わしていたが、就任後は手を切られないように彼が大好きであったサッカーを兵力として圧力をかけ、開発・製造した武器を買わせて外国相手に全面戦争を目論んでいた。
5年前にエイリア石を富士山近くに発見した際に、その石の効果に魅入られ、発見場所に「星の使徒研究所」を設立、お日さま園の子供たちを「兵士」として利用し、その力を誇示するため、全国各地の破壊と侵略行為を開始した。
しかし、最終的に自らが最強と認めたザ・ジェネシスが雷門中に敗北したことが切っ掛けで、自身の過ちを認めようとし(ゲームではジェネシスを見捨てようとした)、逆上したウルビダが蹴ったサッカーボールに当てられそうになるもグランが身を張って庇い、彼の言葉や自分を慕っていた子供たちを目のあたりにし、改めて自らの過ちを認めた。
ゲームでは本拠地であった星の使徒研究所崩壊前に警察に逮捕される。
アニメでは崩壊する中で過ちを償おうと自決を図るも、円堂たちの説得に思いとどまり、共に施設から脱出。その後逮捕される。
なお10年後での安否は明らかになっていない。
『アレスの天秤』では
2016年7月27日に新作『アレスの天秤』が発表。エイリア学園が襲撃しない時間軸で話が展開することとなるが、同年9月30日より配信された『イナズマウォーカーVol.0「新情報で盛りあがリーヨ!」』より息子のヒロトが生存することが判明したため、エイリア学園による侵略を企てることは無くなったこととなる。
ただし、その影響により息子を亡くしたきっかけで始めたお日さま園設立が無くなる可能性がある上に基山ヒロトとの接点が無くなることとなるが、今後の情報が待たれる。