概要
アメリカ国立公文書館に所蔵されている、第二次世界大戦における日本に関する資料の一つで、アメリカ合衆国の諜報機関『合衆国戦争情報局(United States Office of War Information)』の心理作戦班が、インドのアッサム州レドにおいて、戦地売春婦たちに尋問を行って作成した、日本軍による戦地での慰安所の管理体制や、慰安婦の募集方法、生活状況、日本軍人との関係についての報告書である。
この報告書は1973年に公開されたもので、日本政府も1992年・1993年の調査における史料として、アジア女性基金において公開している。
この資料について、日韓問題の根源であるいわゆる従軍慰安婦問題における、日本軍による朝鮮人への慰安婦強制や性奴隷化の証拠として挙げられることがある。
しかしその内容には、朝鮮人慰安婦は性奴隷などではなく、正規に雇用されて日本軍兵士よりも高い給料を得ていた売春婦であったことや、自由で裕福な悠々自適な生活環境であったことなどが、当時の写真共に記載されており、むしろそんな事実は存在しなかったことが裏付けられるものとなっている。
更に評論家として有名な『テキサス親父』ことトニー・マラーノ氏が、国立公文書館から取り寄せてYouTubeにおける自身の運営する動画チャンネルにて、大々的にその事実を発表したことにより、この資料は世界中に知られることとなった。
資料は現在でも、彼のサイトから閲覧することが可能となっている。
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いわゆる従軍慰安婦