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仙人モードの編集履歴

2016-11-05 03:20:01 バージョン

仙人モード

せんにんもーど

漫画・アニメ『NARUTO -ナルト-』に登場する忍が仙術を使うための変身形態。

概要

[NARUTO] log22

仙人モードは自身の精神エネルギーと身体エネルギーによって練る「チャクラ」で発動する忍術に対し、外から自然エネルギーをさらに加えることで新たに「仙術チャクラ」を練りあげて使用する仙術を使うためのモード。

この状態では肉体に満たされた仙術チャクラによって身体能力や知覚能力だけでなく、忍術・幻術・体術のすべてが大幅に強化される。仙人モードになると目の周りにできる隈取りは仙人の証。

本来は時間をかけて自然エネルギーを感じ取れるようになるところから初めていくのだが、ペイン襲撃に備えて時間のなかったナルトはフカサクの手伝いもあって、妙木山の蝦蟇油と影分身による修行法によって短期間でマスターした。


何故か、判明している限りでは、習得には口寄せ動物など自然界の存在の助力が必要だが、これが十尾を世界に散りばめたのと同様に、地球にチャクラをもたらした存在の息子の意思なのかは不明。


仙人モードの欠点

忍術、幻術、体術の全てを強化することのできる仙人モードだが、仙術チャクラの素となる自然エネルギーを集めるためには一切の動作をとること無く自然と一体化するのが鉄則で、走ったり跳んだりと動きの絶えない戦闘中に自然エネルギーを集めることはできない。

また、自然エネルギーを集めるのには精緻なチャクラコントロールが要求される。これが上手くできなければバランスを崩して過剰に流れ込んだ自然エネルギーに肉体を侵食されて、仙人の元となった動物(ナルトや自来也の場合は蛙)と化し、そのまま石化してしまうおそれもある。


さらに仙人モードの持続は5分程度が限界のため、あらかじめ仙人化しておいたとしてもその間に敵を倒せなければ仙術なしで戦うか、再び仙人モードに入るためには全くの無防備状態で自然エネルギーを集める必要がある。


ただし、自然エネルギーの収集時間は鍛錬すれば短く出来るらしく、柱間や『THE LAST』のナルトはわずかな時間で仙人モードに変身している。


重吾との関係

サスケの仲間である重吾の持つ能力は、仙術に由来するものであることがカブトにより説明されている。

重吾の一族は自然エネルギーを取り込むことのできる体質を持っており、彼が突然凶暴化するのはそれが上手くコントロールできていない際に起こるものである。

キミマロォ…


大蛇丸サスケ音の五人衆に与えた呪印は、重吾の体液から作られたものであるとのこと。一族ではこの呪印のオリジナルとなった力を仙人化と呼んでいる模様。この体質のせいか、鳥などの小動物が周囲で戯れている描写もある。

重吾


仙人モードを使う忍

自来也

作中初めて仙人モードを使用したが、自来也の仙人モードは完璧ではなく少し蛙化してしまっていた。仙人モードで戦闘する際は両肩に妙木山の二大仙人(仙蝦蟇)シマ・フカサク夫婦を乗せて融合させ、自然エネルギーを集めてもらっていた。

自来也(仙人モード)


うずまきナルト

師匠以上に仙人モードをマスターし、全く蛙化せずに自然エネルギーを集められるようになった。ナルトも戦闘中はシマとフカサクが両肩に乗る予定だったが、ナルトに封印されている九尾のチャクラに弾かれ融合することができなかった。

しかし「影分身を解くとその経験はオリジナルに還元される」という特性を生かし、あらかじめ影分身しておくことで分身体に自然エネルギーを集めさせるというナルトならではの方法を編み出した。


また、この方法を利用し、事前に分身体に仙術チャクラをプールして待機させておくことで、仙術チャクラの臨時補給や変身持続時間の延長を戦闘中に行う手段も確立している。

ただし分散したチャクラコントロールが難しいため、出せる影分身の数が通常時よりも少なくなってしまうというデメリットもある。

だが、後に九尾の九喇嘛と和解したことで会得した九喇嘛モードと併用することで、後述の柱間並みの速さで自然エネルギーを集められるようになった。


作中では過剰な自然エネルギーによって動物化してしまうデメリットを利用して、チャクラを吸い取るペイン餓鬼道を蛙化・石化させて撃退している。

うずまきナルト参上だってばよ!


薬師カブト

竜地洞に住む白蛇仙人のもとで修業した結果、ナルトのものとは異なる蛇の仙人モードを体得した。デメリットに対する対応策は特に明かされていない。大蛇丸や音の五人衆の細胞を体に取り込んでいる。角膜を閉じて視界を絶つなど蛇の仙人モード特有の能力がある。

らくがき(改)

(イラスト一枚目)


初代火影千手柱間

修験地は明らかにされていないが柱間も仙人モードを使えることが明らかになっている。こちらもデメリットに対する対応策は明かされていないが、柱間の細胞を取り込んだだけで肉体が大幅に強化されるくらいなので柱間だけは特別なのかもしれない。

後に陣の書にて、柱間は瞬時に自然エネルギーを集められることが明かされた。

初代火影


四代目火影波風ミナト

師の自来也・息子のナルトと同じく使用でき、蛙化せずに使うことができるが、2人とは違い自然エネルギーを集めるのに時間がかかり過ぎる上に長時間維持することができず苦手としており、実戦で使うことはほとんど無かったという。


六道仙人モード

bijuu dama

後にナルトは、九体の尾獣のチャクラを全て宿したことで、精神世界で六道仙人と出会い、彼の力を授かったことにより、より強力な『六道仙術』を会得する。


キャラクターデータブック『陣の書』によれば、この術を会得するには、「如何なる苦難にも向かって行く鋼の信念」 「諦めを知らない根気強さ」 「巡る輪廻と運命の導き」 が必要とされ、会得した者はあらゆる命の流れを悟り、世の成り立ちを達観し、理を違えること無く交流し味方につけることができるという。

また、この術は忍が選び体得するのではなく、術が忍を選ぶらしい。


この術を会得したナルトは、十尾人柱力となったうちはマダラと互角以上に渡り合えるようになる。

『アシュラモード』とも呼ばれる。


余談①

第四次忍界大戦編において、マダラが柱間の仙術チャクラを奪っていたことから、六道仙術は仙人モードを会得した者だけが使用できるとされ、マダラの前に十尾人柱力となったうちはオビトや、劇場版作品『THE LAST』において、黒幕の大筒木トネリ転生眼を開眼後に六道仙術らしき能力を使っていたことから、彼らも仙術が使えたのかもしれない。


余談②

ある意味『六道仙人モード』は自来也うずまきナルトの忍道が正しかったことを表す形態


余談③

ナルトや柱間が仙人モードを完成させられて自来也ができなかったのは、人柱力であるかないか&大筒木一族の転生体、つまりハゴロモに関係があるかないかという説がある。カブトの仙人モードが「完成体」であるとは言及されていない&身体に蛇の特徴が出ていた。得手不得手もあるだろうが、これ以上ない師匠の下で修行に専念できたナルトとは違い、戦時に生きてきた自来也には完成させる時間がなかった可能性もある。

関連タグ

NARUTO ナルト ミナト 自然

超サイヤ人4 - 隈取りの関係から仙人モードのモデルという声も

ギア4 - 同じく隈取りが特徴。

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