ラピュタとは
- 小説『ガリバー旅行記』に登場する、巨大な空飛ぶ島。 → ラピュータ
- スタジオジブリによるアニメーション映画『天空の城ラピュタ』の略称。
- 2.の劇中に登場する、天空に浮かぶ島。
- 1999年に発売された、スズキ製造・マツダ販売の軽乗用車。 → スズキ・Kei
概要
pixivではスタジオジブリによるアニメーション映画「天空の城ラピュタ」の略称として扱われる事が多い。また、映画に登場する天空の城を指す場合もある。
『ガリバー旅行記』に登場する「ラピュータ」がモチーフとなっている。
実在の海洋民族であるラピタ人とは間違えやすいので注意していただきたい。
ラピュタ帝国
天空の城ラピュタにおいて700年以上前に全地上を支配していた空中帝国。国章は「翼のある街」。
本来はいくつかの層に分かれており、住人の地位で住居が分けられている。
ラピュタ人は飛行石を結晶化する術を持っていた。結晶化した飛行石の力を用い島々を浮かせたラピュタ人は帝国を形成。卓越した科学力により全地上を支配した。
ラピュタ王は天帝と呼ばれ、聖都(作中における空飛ぶ城)の地下にある半球体でラピュタの全システムを制御していた。
考え得る最高の富と贅沢の限りを尽くしたラピュタ人だったが、700年前、その科学力でも治せない疫病が発生した。その疫病は免疫力を極端に低下させるものだったらしく、ささいな病でラピュタ人は次々と倒れていった。天帝は空中での生活を捨てる事を決断し、地上へ降りたのである。
なぜ地上に降りれば疫病から逃れられるという結論に至ったのかは定かではない。
しかし、シータがラピュタが滅んだ理由を「土から離れては生きられない」と語っている事から、上空での生活に端を発する病であった可能性がある。
第一層(聖なる光、天帝)
その名の通り、天帝が住まう場所と思われる。
劇中では第三層の巨木が突き破り崩落済み。
第二層(騎士の界、十二神将の塔)
その名の通り騎士が住んでいたと思われる。
「The art of Laputa」のイメージボードによると割と普通の居住区が立ち並んでいる。
劇中では第三層の巨木が突き破り崩落済み。
第三層(エデンの園)
大庭園。絶滅動物や希少な植物が保存されている。
「The art of Laputa」のイメージボードでは、巨大な樹木と透明な天井が描かれており、パズーたちが劇中で散策した庭園が第三層である事がわかる。
第四層(人民)
その名の通り人民が住んでいたと思われる。
劇中では大量の宝が保存されていた場所。
全地上を支配しただけあり、人民も相当裕福だったようである。
最下部(門)
城が地上にあった頃に使われていた門。
現在は閉鎖されている(劇中では崩れ落ちている)。
上記にも記述した通り、劇中のシータとパズーがラピュタに到達するより以前から大規模な崩落は進んでおり、巨木とドーム、特権階級が住んでいたと思われる層以外は既に崩落していた。
オープニングで一瞬映る絶頂期の時代と比較するとおよそ100分の1にまでラピュタが崩壊している事が推測出来る。