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リトルウィッチアカデミアの編集履歴

2017-03-31 23:15:05 バージョン

リトルウィッチアカデミア

りとるうぃっちあかでみあ

『リトルウィッチアカデミア』とは、「アニメミライ2013」の一環で制作された株式会社TRIGGERのオリジナル短編アニメ。

忘れないで――信じる心は、あなたの魔法よ。

概要

株式会社TRIGGERが製作したオリジナル短編アニメ。

2013年3月2日に公開された「アニメミライ2013」への参加作品であり、TRIGGERの劇場第1弾。アニメミライの「新人育成」というコンセプトを、魔法学校を舞台に成長する新米魔女の物語として描いたものだという。略称として「LWA」がある。

動画サイトYouTubeでの期間限定公開が海外のネットユーザーの間で大きな反響を呼び、ファンの熱い声援に後押しされてか同年7月には続編の製作が発表される。なお製作資金の調達にはクラウドファンディングサイトのKickstarterが用いられ、目標額(15万ドル)には6時間で到達、1ヶ月の募集期間で62万ドル超が集まった。

続編はタイトルを『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』とし、2015年に公開された。


2016年、宇宙パトロールルル子にて本作の主要キャラクターと舞台が登場。さらにその最終回でルル子とのバトンタッチを披露し、放送終了後に新作テレビアニメ制作の発表が行われるというサプライズ演出が為された。


そして、2017年冬アニメとしてテレビシリーズが放送される事になった。


あらすじ

幼い頃に見た魔法ショーで魔法の魅力に取り憑かれ、ヨーロッパの魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学したアッコ。大きな期待とは裏腹に日々の授業は意外と退屈。保守的な魔法界の雰囲気を打ち破り、魔法に夢を取り戻そうと張り切るアッコだが、周囲の目は冷ややかで授業でも空回りの連続。唯一の味方はルームメイトで親友のロッテとスーシィの2人だけ。そんなある日、学校でとんでもないハプニングが発生。思いがけず事件解決の鍵を握ってしまったアッコは、ロッテ、スーシィ達と共に学校崩壊の危機に立ち向かう!

公式サイトより)


登場人物

主要人物

アツコ・カガリ

CV:潘めぐみ

日本出身。小さい頃に見たシャイニィシャリオの魔法ショーに魅せられ、彼女のようにイケてる魔女を目指す少女。魔女の家系の生徒が多いルーナノヴァでは珍しく一般家庭の出身で、箒で飛んだこともない。そのくせ根拠のない自信に溢れており、こうと決めたら猪突猛進。自室のベッド脇にはシャリオのポスターを貼っており、素敵な魔女像を教えてくれた彼女を慕う気持ちはまったく褪せていない。


ロッテ・ヤンソン

CV:折笠富美子

フィンランド出身。ヘマをしがちなアッコをフォローする、穏和な性格の眼鏡っ娘。突出したスキルは見られないものの、大抵の魔法はそつなく使える。講義も楽しんで受けているが、隣でアッコが居眠りするため気が気ではない。思慮深く堅実で、何かと突っ走るアッコになんだかんだで付き合ういいブレーキ役。


スーシィ・マンババラン

CV:村瀬迪与

東南アジア出身。ミステリアスな風貌の毒舌家で愛称は「スー」。私的に魔法薬を研究しており、アッコを半ば実験台扱いしている。怪物が相手でもマイペースを貫く肝の太さを持ち、実戦用に持ち歩いている薬瓶の中身は劇薬揃い。ローブが足先までを覆っており、歩き方はナメクジのよう。


ダイアナ・キャベンディッシュ

CV:日笠陽子

イギリス出身。優雅な雰囲気を漂わせる優等生。尊大な態度に見合う実力を持ちながら、思い上がって思慮を欠くことも。魔女は恐れられるべきものと考え、シャリオへの憧れを口にするアッコを「嘆かわしい」と一蹴する。いつも取り巻きのハンナバーバラを連れているが、いざとなれば単独行動も辞さない。


シャイニィシャリオ

CV:日髙のり子

燃えるような赤い髪をなびかせ、七つ星の輝く杖「シャイニィロッド」を操るヒロイックな出で立ちの魔女。アッコにとっては今も昔も憧れの存在。魔法を使った華やかなショーを繰り広げ、多くの観客を幻想的な世界へと誘った。現在ではすっかり過去の人となっており、子供騙し、荒唐無稽、魔女の誤ったイメージを広めたなどとして、魔法界ではあまり良く思われていない。



ルーナノヴァ学園の生徒

アマンダ・オニール

CV:志田有彩

アメリカ出身。映画『魔法仕掛けのパレード』から登場しているキャラ。

男勝りでショートヘアメッシュの入った髪型が特徴。

自他共に認める「反逆児」で素行が悪く問題児扱いされている。運動神経に優れ、特に箒のアクロバット飛行が得意。


コンスタンツェ・ブラウンシュバンク・アルブレヒツベルガー

CV:村川梨衣

ドイツ出身。アマンダと共に映画『魔法仕掛けのパレード』から登場しているキャラ。

小柄な体に、大きな赤色のリボンで髪をひとつに束ねているのが特徴。かなり寡黙な性格。

校内に機械技術を持ち込んで独自に製造、密売していた奇人で、教師陣からは問題児扱いされている。


ヤスミンカ・アントネンコ

CV:上田麗奈

ロシア出身。アマンダと共に映画『魔法仕掛けのパレード』から登場しているキャラ。

ふくよかで大柄な体格と、常に殆ど変わらない表情が特徴。極めてマイペースなのんびり屋。

食いしん坊で、授業中にも関わらず教師の制止を振り切ってお菓子を食べ続け問題児扱いされている。


ハンナとバーバラ

CV:中尾衣里(ハンナ)、赤﨑千夏(バーバラ)

ダイアナの取り巻きの二人組。茶髪にポニーテールがハンナ、黒髪にロングヘアーがバーバラ。

アツコを落ちこぼれと見下しており、陰湿な嫌がらせをしたり露骨に馬鹿にしたりする虐めっ子。しかし根は二人とも小心者であり、いざとなるとダイアナへ泣きついた挙句にトラブルを拡大したり、アツコたちから思わぬ逆襲を受けたりすることもある、間抜けで憎めない面も多い。


エイブリー

CV:朝日奈丸佳

入学式の日にハンナとバーバラと一緒にいた女の子。紫髪に赤色のヘアピンが特徴。TVアニメ版ではその後目立たないが、コミカライズには再登場している。


ワンガリ

CV:村川梨衣

褐色の肌にサンバイザーを付けているのが特徴。ルーナノヴァニュースネットワーク所属。校内のイベントなどで報道活動を行なっている他、ホウキリレーでは実況中継を担当していた。


ルーナノヴァ学園

アツコたちが魔法を学ぶ、伝統と格式のある全寮制の魔法学校。しかしその内情は規範や慣例で凝り固まって蛸壺化しており、魔法そのものが時代遅れとなりつつあることもあって入学者数が年々減少して行き詰まりつつある。


アーシュラ

CV:日髙のり子

ルーナノヴァの教員。魔法天文学を担当。


ホルブルック校長

CV:谷育子

ルーナノヴァ第44代目校長。

おっとりした性格であるが、入学早々にトラブルを起こしたアツコたちの入学を特別に許可するなど、大らかでウィットとユーモアに富む大人物。


フィネラン

CV:山本留里子

ルーナノヴァの上級教員。魔法語学や生徒指導を担当。

ルーナノヴァの厳格な教師の筆頭で、しばしばトラブルを起こすアツコたちを叱る事が多い。規則や規範、世間への体面を気にするあまり生徒に対しては不寛容で、状況を見誤ることもある。


ネルソン

CV:高山みなみ

ルーナノヴァの特技教員。魔法のホウキの実習教官。

安全の為か、魔女でありながら授業中もパラシュートを背負っている。

危険が伴う飛行魔法を指導する立場からか、授業中に危険な飛行を行なう生徒や不真面目な生徒には厳しいが、体調不良の同僚を気遣って手伝おうとするなどとても気の良い人物でもある。


ルーキッチ

CV:岡本茉莉

ルーナノヴァの上級教員。魔法薬学や錬金術、法律学を担当。

古参の教師であり、古臭い奇怪な風貌とこけおどしで生徒を脅しつけるかのような時代錯誤な授業を行なっている変人。授業は退屈極まりないようだが、魔法薬学の授業についてスーシィだけは楽しんで受けている様子が見られる。


バドコック

CV:矢野亜沙美

ルーナノヴァの上級教員。校長補佐。教師としては数秘学などを担当するほか、経営や備品管理にも携わっている。

バドコックによればルーナノヴァの経営はかなり逼迫しているらしく、生徒に対して経営面の生々しい話を持ち出すこともしばしば。


パイシーズ

CV:なし

ルーナノヴァの上級教員。魔法哲学を担当。

魔法哲学を担当。アツコによると彼女の授業は「教卓に置かれた金魚鉢をひたすら眺めるだけ」という意味不明なものだったが・・・?

アツコのせいで死に掛けたうえに校外へ放り出されるなど散々な目に遭うが、その状況を楽しんだ上でアツコを評価した大器な人物(?)。


ウッドワード

CV:堀江美都子

伝説の「ナイン・オールドウィッチ」のひとり。アーシュラの恩師で、ある目的から洞窟の奥でアツコを試した。


その他テレビアニメ登場人物

アンドリュー・ハンブリッジ

CV:金本涼輔

ハンブリッジ伯爵の息子。

イギリスきっての名門校エイプルトン校に通う高校生。容姿端麗で文武両道、「エイプルトンの貴公子」の異名を持つエリートで周囲から持て囃されている。

父の影響から魔法を「時代遅れ」「インチキ」と決め付けて酷評している。ダイアナとは幼馴染だが非常に不仲。


ハンブリッジ伯爵

CV:玉野井直樹

アンドリューの父で政治家。国務大臣を務める。表面上はルーナノヴァとも付き合いはあるが、本音では魔女を毛嫌いしている。


フランク

CV:興津和幸

アンドリューの友人。ひょんなことからロッテに好意を抱き、友人関係となる。


アナベル・クレム

CV:諸星すみれ

アニメ第4話「ナイトフォール」に登場。

世界中にファンを持つ超大型巨編少女小説「ナイトフォール」の作者。

覆面作家であり、120年ものあいだ同一の筆名で「ナイトフォール」を書き続けていたことから、正体は魔女ではないかと推測されていた。近頃の「ナイトフォール」は主要人物が宇宙へ行くなどの超展開が多く、SNS上などでしばしば炎上している。

第365巻の発売記念イベントにて初めて衆目へ姿を現したが・・・?


グレートベン810

CV:???

アニメ第4話「ナイトフォール」に登場。

「ナイトフォール」の熱烈な愛読者のひとりで、「ナイトフォールの主人公ベルが住んでいた街の時計塔」というかなりマニアックなコスプレをしていた人物。

実はロッテとは「ナイトフォール」のファン同士としてSNSを通じた付き合いがあり、イベントのクイズ大会では決勝まで競り合い、惜しくも敗退した。その正体は・・・?


ファフニール

CV:飯塚昭三

アニメ第5話「ルーナノヴァと白い龍」に登場。

ラスタバン遺跡に住む老齢の白いドラゴン。これまで100年間、外界に姿を現していなかった。


ホルブルック氏

CV:多田野曜平

アニメ第9話「ブライトンベリーアンデッド紀行」に登場。

アツコの修復魔法のミスで墓場から蘇ったガイコツ。生前は魔法黄金期のブライトンベリーで暮らしていた。憎い仇を探し出そうと暴走しアツコたちを散々振り回した。その正体は・・・?



その他映画登場人物

トーマス

CV:青山桐子

ルーナノヴァ魔法学校のふもとの街に住む金髪の少年。


トーマスの仲間

CV:藤村歩広田みのる水野麻里絵

トーマスの取り巻きの少年たち。


市長

CV:大竹宏

ふもとの街の市長。


古の巨人

CV:なし

大魔女ジェニファーによって封印されていた巨人。



その他アニメミライ版登場人物

ミノタウロス

CV:乃村健次

実践訓練の迷宮にいた怪物。


いにしえの竜

CV:なし

迷宮地下のアイアン・メイデンに封印されていたドラゴン。




スタッフ

監督・原案・キャラクターデザイン作画監督・原画 - 吉成曜

脚本 - 大塚雅彦

美術監督 - 金子雄司

色彩設計 - 垣田由紀子(T2studio)

撮影監督 - 山田豊徳(サンジゲン)

編集 - 坪根健太郎(Real-T)

音響監督 - 渡辺淳

音楽 - 大島ミチル

プロデューサー・担当制作 - 堤尚子

アニメーション制作 - TRIGGER


小ネタ

・過去のTRIGGER作品同様、本作も無数のオマージュやパロディが盛り込まれており、それらを探すのも一興。登場人物や小道具、舞台の名前一つ一つにも元ネタが存在している。



関連タグ

アニメ / アニメ映画 / TRIGGER / 吉成曜

魔法 / 魔女っ子 / 魔女


宇宙パトロールルル子:本編にて同作の魔法学校が登場し、スーシィも本人が姿を見せると言う展開に。ちなみに、この回に関しては製作会社つながりである。更にはルル子の最終話にも……。


外部リンク

TRIGGER - WORKS

映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』公式サイト

Twitter

リトル ウィッチ アカデミア - Wikipedia

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