性行為を経験していない男性。本来「童貞」は女性にも使われる(例・童貞マリア)言葉だが、現在は女性には処女が使われるのが一般になっている。
どんな行為で以って童貞喪失(処女と違って失うというモノがないので、「童貞喪失」より「童貞卒業」が正しいと思われる)となるかについては明確な定義付けがなされていない。例えば挿入しかされたことのないゲイ男性が童貞なのは定かではない。
明治時代の日本では儒教やキリスト教の影響が強まり、女性の純潔を尊ぶ風潮が強くなった。だが、当時は男性の純潔という概念はクリスチャン以外には受け入れられず、地位ある男性の女遊びや 妾を囲う行為はなかば公然と行われていた。大正から昭和戦前にかけて、こういった当時の日本の風潮を批判し、男性も結婚までは童貞を守るべきという考えが非クリスチャンの男性の間にも芽生えはじめる。こうした貞操観念は、戦後高度経済成長期の前後に次第に崩壊していった。
ネット上では「30歳まで守り続けると魔法を使えるようになる」「絶え間ぬ克己心をもって苦行の道をたどる」という自虐的ギャグが存在する。
プロを相手に性行為を行った童貞は上位(?)クラス「素人童貞」にクラスチェンジできる。
30歳以上になっても異性との性行為を行っていない童貞は「中年童貞」と呼ばれる。