「すごい・・・！すごく強い！すごくでかい！すごいロボットだ！」
概要
赤の星の指導者アベルにより対原種殲滅兵器として作られた超弩級戦艦「ジェイアーク」からメガ・フュージョンしたジャイアントメカノイド。ジェイバード、又は可変したジェイダーの上半身が頭部に、下半身を含む両脚が両腕になる。
その巨体から繰り出される豪腕による格闘だけでなく、元々備わっている砲撃戦を難なくこなす。メカノイド形態における武器ジェイクォースは原種を一撃で破壊すると共に、体内から無傷で原種核を摘出する。また、内部に乗り込める気密性も高く、基本的にトモロ0117、アルマ、ソルダートJの三人一組だけで運用する。
この機体は赤の星で31隻建造されたジェイアーク級超弩級戦艦の一番艦であり(所謂ネームシップ)、それ以降はジェイバトラー等の固有の名前がついている。空中や宇宙空間の他、水中やマントル層を自由に航行し、ESミサイルをはじめとする空間転移兵器を使用することでESウインドウへの一時退避やワープ機能も有する。それだけではなく、並列空間や遠方からトレースする事を遮るステルス機能も有する。
また光を取り込み、物質精製を行なう光子変換翼と自動修復機能により自己修復やミサイルの生産も可能であり、まさに万能戦艦であるといえる。
Jらは自分達のことを『戦士』と定義しており、GGGの勇者らとは別枠で捉えているため、厳密には『最強勇者ロボ軍団』にはカテゴライズされていない。そんな彼らのメンタルが影響したのか、木星決戦時、GGGの勇者達が木星に存在する『ザ・パワー』によって次々にパワーアップしていく中、彼らだけがものの見事にハブられている（厳密には『ザ･パワー』と一体となった麗雄博士の意識が勇者ロボ達のスペックを本機レベルにまで引き上げたそのくらいの破格の性能であったと言う事である）。
…とはいうものの、出力のみの段階でもガオガイガーらを圧倒した原種たちを一撃のもと粉砕し、木星の衛星と融合した原種も四体掛かりで襲撃するまでになっていた。
たった一体だけでも複数の敵を物ともしない戦力故にパリアッチョ等からは「アベルの残し災い」とも呼ばれるが、本来の目的はあくまでもアルマを原種の喉元に確実に届け対消滅させる事にある。３１隻建造されたのも、文字通り機界31原種一体一体と差し違えさせるつもりだったためである。
但し、アベルを模したパルス・アベルは機体の全てを知り尽くしており、動力源であるJジュエルを契約したアルマを介し幾度も強制停止させていた為にある意味天敵と言える存在である。
基本データ
全高：101m
重量：32720t
動力源：ジュエルジェネレイター
最大出力：2億4436万kw
推進装置：インパルスドライブ
最大歩行速度：195km/h
装甲：単一構造結晶装甲及びフィールドジェネレイティングアーマー併用
装備
10連メーザー砲
反中間子砲
空対空メーザーミサイル
地対空ミサイル
空間転移（ES）ミサイル
ES爆雷
ジェイクォース
上記の武器の他、自らの体をジェイクォースに見立てジェネレイティングアーマーをリミッター解除し相手に特攻するジェイフェニックスを奥の手に持つ。ゴルディーマーグを仲介したシルバリオンハンマーは一般からの情報にもとずく技で厳密に云えば正史には存在しない。
関連タグ
グレートマジンガー：颯爽と登場しマジンガーZを窮地から救った、この手のロボットの元祖と思しき存在。キングジェイダーは、様々なハイパーツールで強化されていったガオガイガーを、自前の装備だけで凌駕しているなど、グレートを連想させる要素を多く備えている。
