概要
金利至上主義を掲げているが様々な功績を挙げた結果、一ッ星(シングル)の称号を獲得している。
オールバックでまとめた黒髪に顎鬚を蓄えた男性。目つきが鋭く眉毛だけ白い。
大富豪バッテラに雇われて、グリードアイランドをプレイしており、プレイヤー選考会の審査も担当している。
ベテランらしく緻密な戦略や駆け引きを得意としている。他者の実力に対する観察眼も鋭い。
非常に慎重な男だが、危険な賭けや戦闘は徹底して避けているので、現在はやや腕が鈍っている。
だが、腕が鈍ったことを痛感しても、腐らずに受け止める精神力もある。念能力者としての派手な個性や強さは掴みづらいが、ハンター並びに指揮者として、地味ながら確かな素質と力量を持っており、後々の選挙では会長の候補者になり得る人物の一人として票を入れられている。
登場初期は高飛車で弱者を見下す言動が目立ったが、ゴン達の実力と成長を目の当たりにして、自分もまた修行不足であることを痛感。鍛え直す決意をする。
金利至上主義というイメージや登場初期の印象に反して人格面は善良であり、レイザーとのドッジボール対決で勝利してイベントアイテムである「一坪の海岸線」を手に入れた際にはゴン達の活躍を讃えて「オリジナルは君たちが持つべきだ(自分たちは「複製」で作ったコピーで良い)」と快く譲っている。またその直後、自身を含めてほぼ全員が疲労や負傷により満身創痍という状況でありながら激情に任せてゲンスルーの挑発に乗ってしまったゴンを大人として厳しく叱りつけた。(その際、頭ごなしに怒鳴らず、相手の目線に併せて話すなど、厳しさのなかに優しさの混ざった対応を見せた。)
グリードアイランドが終わってしばらく経った後の会長選挙編においても、キメラアントとの戦いで重体となったゴンの見舞いに来ている。ゴレイヌも当初は金利至上主義であるツェズゲラを警戒し、手を組むことに消極的だったがレイザー戦での共闘を経て見直し、その後も彼のチームと組んで後方支援と指定カードの死守に努め、彼に対する賛辞を口にするまでになっている。